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2008年11月

内部告発取扱い時の鉄則【追記あり】

今週は忙しくて宿題にも手が付かず、気になったキーワード「内部告発」を検索してみました。松沢さんが「お部屋1712/瀬戸弘幸への説明と質問」で再度以下のような質問されています。

 

1)内部告発者が現役警察官であることの確認をとったのか。とったとしたら、どういう方法か
2)内部告発の内容の裏をとったのか。とったとしたら、どういう方法か。
3)なぜ今に至るまで、そのことの説明をしなかったのか。
4)「読売人名録」に掲載されたことが、「読売新聞社が瀬戸弘幸をジャーナリストとして認めた」となる理由を説明してください。
5)で、ウンコは?

私はウンコのその後にもたいへん興味がありますが、より具体的な内部告発の内容と裏取りの方法を教えていただきたいと思っている者の一人です。私がこの事件を知ろうと思ったのは、この「内部告発」があると訴える街宣映像を見たのがきっかけで、それなら従来の定説が覆るかもしれないと思ったからです。真相追求には極めて重要な証拠となる筈のものであり、松沢さんの質問に答えられない理由が分かりません。

内部告発についての「せと弘幸Blog『日本よ何処へ』」の過去記事を見てみると、以下では内部告発を扱った書籍を3冊も発行されていると発言されています。内部告発の取扱いは手馴れたものではないのでしょうか。

2006年02月20日 「堀江メール?」騒動について

私はこれまで単行本を7冊ほど発行したが、その内の3冊は内部告発書であった。また、政治経済誌に書いた企業暴露記事は数え切れないほど多い。いつも最大限、気を使うのが名誉毀損と営業妨害などの刑事告訴であり、民事上の損害賠償の告訴でもある。

この記事では以下のようにも発言されており、この鉄則に従えば提供者の素性がバレるリスクがあっても協力の確約を取り付けておられるのではないでしょうか。内部告発の存在を宣言されている状況では、かえって内部告発者の身上が心配です。より詳しい情報を出して、再捜査への道を開くべきなのではと愚考する次第。

内部告発を取り扱う時の鉄則とは、仮に提供者の素性がバレても、協力してもらえるという確約である。告発者は正義感で立ち上がっており、その訴えに共に戦う姿勢を見せれば裏切られることはない。

【追記】
本題とは関係ありませんが、記事を見ていて気が付いたので追記します。
P2Cさんがまとめてくれている「朝木市議万引き事件・転落死事件 まとめWiki」には「転落死事件の再捜査を求める運動(瀬戸弘幸氏ら)」の最初の動きとして以下が挙げられています。

2008年7月1日   転落死事件の再捜査を求める請願書を東京地検八王子支部に提出することを表明

これは正しいと思っていますが、「せと弘幸Blog『日本よ何処へ』」を探してみると2006年と2007年にも本事件への言及がありました。この時点では特に本事件を深堀するような記述はありません。内部告発を受け取った時期も明らかになっていませんが、さすがに、これらの時点ではなかったようです。

一件目は以下です。「創価学会を追及していた市議会議員などが謎の死を遂げた」は本事件を指しているのではないかと推測します。

2006年09月25日
内部告発「創価学会」の闇

何せ、創価学会はこれまで批判勢力には暴力団を使っての脅しをかけたり、批判する人に対しては徹底的な攻撃を加えてきています。創価学会を追及していた市議会議員などが謎の死を遂げたこともあります。

二件目は以下です。瀬戸氏に送られたメールの内容には余りに無理な飛躍があるのですが、その中で本事件を取り扱ったMixiのコミュニティの話が出てきます。

2007年05月14日
創価学会の卑劣な手口?

どうも登録したコミュニティーに何か隠された謎があるようです。この方が登録したのは、「東村山の闇」という朝木市議を転落死させたのが、創価学会ではないかというコミュニティーだったそうです。

 「“!”マークのウィルス付きの嫌がらせメールを送ってくるようになりました。『東村山の闇』に登録した時に、管理者が入会を審査するせいだとその時は思っていましたが、フリーズしたように、パソコンの操作が遅くなりました。どうやら『スパイウェア』を侵入させて、誰がどのページを読んでいるか探っているみたいです」

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常温核融合研究って怪しくないの?

資金が集まらない常温核融合研究」にshinok30さんから重要なコメントをいただいてます。コメント欄で議論しようと思ったのですが、コメントでは引用を明示できないので、新たなエントリとしました。

常温核融合は色々悪評が立った分野である事は少しは承知しています。この寄付活動を紹介する時には、そのリスク感も合わせて紹介すべきでした。shinok30さんからコメントいただけて良かったと思います。ありがとうございました。元の記事には注意を促す追記を慌てて載せました。

私が常温核融合が存在する可能性があると考えている理由は幾つかあります。この実験については、「kikulog」という阪大の菊池誠教授が解説されているブログのコメント欄に寄せられた「Jed Rothwell」と名乗る人のコメントを読んだのが可能性を信じるきっかけとなりました。この後の記事を読んでいませんが、この時点で菊池誠教授は荒田教授の実験に対して非常に懐疑的でした。以下のように書いておられます。

常温核融合の公開実験に成功、どこでって、阪大で! 2008/5/28

文章のスタイルから明らかかと思ってはっきり書かなかったのですが、僕はこの「成功」を九分九厘間違いだと考えています。これまでの検証実験との本質的違いはありそうにないです。
もちろん、なんらかのシステムで固体内常温核融合が起きてはならないという理由はないのですけど、パラジウム・水素(重水素)系でいまさらとなると、これまでとはよほど画期的に違うことをしないと無理でしょう。

これに対して、コメント欄でJed Rothwell氏が反論されました。この一連の反論を見て私は以下のように理解し、「私が知らないだけで可能性あるんじゃないの~」と思った次第です。以下の箇条書きはすべて文末に「~らしい」をつけて読んで下さい。私は論文を読む能力がありませんので中身は見ていません。

  • 常温核融合実験のキモは過剰熱の発生(その他にも複数の証拠が出ているが)。化学反応ではありえない熱量が発生している。
  • 査読のある論文誌に出た論文も既に1000本以上ある。実験自体珍しいものではない。
  • 理論はまだない、しかし実験結果は出ている、という状態。
  • 「常温核融合など起こる筈がない」という反論はあるが、過剰熱などの実験結果を説明する対抗仮説は示されていない。

以下、非常に長くなりますが、Jed Rothwellの発言部分のみを引用します。このサイトはオーナーだけはコメントに対するコメントを付けられるようで、一つだけ菊池さんのコメントが入っています。全体を確認されたい方は、上記のリンクを辿ってみてください。まだ全文が残っていると思います。

216. Jed Rothwell Website — June 6, 2008 @22:26:19
You wrote:

「上記の怪しいサイトには「毎日、朝日、日経、日刊工業新聞、NHKなどマスコミも多数参加」と書かれてますが、どこかでニュースとして取り上げられたのでしょうか。」

私は発表会に出ました。新聞記者は数人に会ったが、彼らは記事を出版したかどうかわかりません。発表会の内容は面白かったが、別に革命的ではありません、荒田教授は長年この研究を続けてきました。この結果も前の学会で発表しました。研究そのものも珍しくありません。他に常温核融合を研究している教授やアメリカのロスアラモス国立研究所などの研究員は約4000人います。


「もちろん、なんらかのシステムで固体内常温核融合が起きてはならないという理由はないのですけど、パラジウム・水素(重水素)系でいまさらとなると、これまでとはよほど画期的に違うことをしないと無理でしょう。」

無理ではありません。Fleischmann-Pons効果(常温核融合)を追試した世界的レベルの研究所は200以上あります。これに付きの論文は 2500本あって、論文審査のある学術専門誌に出たのは1000本ほどあります。このコメントから推測しますが、あなたはその文献をお読みになっていないようです。研究についてもっと勉強をしてから判断したほうがいいと思います。


「万が一本当だったら、「ごめんなさい」と言うしかないです。」

そろそろ「ごめんなさい」と言うべきです。


「それから、今回の「成功」は質量分析の結果に基づいているので、核反応の専門家よりも、まずは質量分析の専門家に、本当にこの実験でいいかどうか伺うのがよさそうです。」

違います。その成功も、19年の間に発表した数千の成功も、過剰熱をはじめ、三重水素の検出、質量分析、カンマ船、x光線など、さまざまな証拠によります。質量分析の専門家ももちろん研究に参加しています。

詳しくは:

http://lenr-canr.org/Link

をご覧になるといいです。日本語の資料は水野教授の本と私の本あります:

http://lenr-canr.org/acrobat/MizunoTjyouonkaku.pdfLink
http://lenr-canr.org/acrobat/RothwellJmiraiokizu.pdfLink

英語の論文は500本あります。

- Jed Rothwell

217. Jed Rothwell Website — June 6, 2008 @22:29:33
I wrote:

「新聞記者は数人に会ったが」

正しくは「数人会いましたが」。日本語をキチンと書かないと笑われます。

- Jed

231. Jed Rothwell Website — June 8, 2008 @01:34:36
名無しさん wrote:

「>万が一本当だったら、「ごめんなさい」と言うしかないです。

Jed Rothwell様よりコメントいただいていますが、論文を読んでいなくて、「はい。まあ、その必要は生じないでしょう。」と言えるのが不思議ですね。」

常温核融合の論文は19前から数千本出版されています。荒田の結果も10年前から報告され、アメリカ、イタリアなどで追試して確認されています。その文献を読まないで「たぶん間違っている」と速断したから、「ごめんなさい」と言うべきです。


さんちゃん いわく:

「>19年の間に発表した数千の成功も
そんなに成功しているのにまだ実験しているの?」

はい!熱核融合もそうだし、核分裂だって、半導体だってそうです。冶金学は数千年も前から研究をしてきたのに、まだまだ実験をしなければなりません。科学にはきりがないのです。


「というか、そんなに成功しているのになんでまだ実用化されないんだ?」

論文を読めば分かると思います。とにかくITERの熱核融合よりよ実用的なものに近いです。研究費も熱核融合の0.001%でここまで進歩したから、非常に効果的だと思います。

kkojima の言う通りです「常温核融合ができたできたとたくさんの報告があるということが、Rothwellさんの主張のとおりだとしても、だったらなぜ実用化されていないのかと問うことは無理があるでしょう。」たしかに試験管のなかで、6割か8割の成功率で反応を起こすことができます。でも、反応を制御することがまだうまくできないので、規模を大きくすれば、爆発するでしょう。試験管の爆発はすでに、アメリカ、日本、フランス、中国から報告されています。危険です。私も北大で100W程度の反応を観察した時怖かったです。


zorori wrote:

「>Fleischmann-Pons効果(常温核融合)を追試した世界的レベルの研究所は200以上あります。これに付きの論文は2500本あって、論文審査のある学術専門誌に出たのは1000本ほどあります。

教えてほしいのですが、肯定的な結果の追試が200以上あるのでしょうか?」

その200というのは、E. Stormsの本の表1に記載された実験の数です。Stormsが分析して要約データをまとめたわけです。表1に載ってない実験もいくらかあります。「実験」と言っても、一回だけ行ったわけではありません。たとえば、TAMU(テキサス州立大学)では一回につき、セルを100本同時に試して、そのテストを数年にわたって毎月繰り返しました。


「また、論文審査のある学術専門誌にでた1000本ほどの論文も肯定的なものなのでしょうか? 」

私のデータベースには、学術専門誌の論文の数は1600ぐらあります。肯定的な実験結果を報告するのは、900か1000ぐらいです。(ある程度成功したとか、SN比の低いあいまいな結果もあります。私が疑問に思うのもあります。)あとの600本は理論的なものや、結果が認められなかった報告です。常温核融合に実験を分析して、問題を指摘しようとする否定的な論文はMorrison、Jones、ERAB調査グループなど、約10本あります。(その論文はでたらめだと思いますが、LENR-CANRでお読みになった自分で判断してください。)北アメリカ(カナダと米国)の研究グループが学術専門誌に出した論文を調査して、まったく効果が認められなかったと報告した論文の数と研究員の数をリストにまとめました:


Number
First authorOf PeopleInstitution
Albagli16MIT
Anderson11Yale
Campbell2Lawrence Livermore N. L.
Deakin5Florida State U.
Dignan4San Francisco State U.
Ewig4Sandia N. L.
Faller3Env. Monitoring Systems Lab.
Fleming5AT&T Bell Labs.
Guilinger9Sandia N. L.
Hayden10U. British Columbia
Hill11Iowa State U.
Kashy10Michigan State U.
Porter8U. California Berkeley
Rehm3Argonne N. L.
Roberts12U. Michigan
Rugari7Yale/Brookhaven
Schirber8Sandia N. L.
Silvera2Harvard U.
Southon4McMaster U.
Wiesmann1Brookhaven N. L.

Totals: 20 groups, 135 people

(リストがめちゃくちゃになった!)

このグループは熱核融合のやりかたで熱核融合の生成物(中性子など)を捜そうとしました。常温核融合にはそんな生成物がありません。それに、このグループの人たちには電気化学の専門知識が不十分でした。電極の整備やローディングがうまくできなくて、成功したはずがありません。大変難しい実験です。多専門的アプローチが必要です。


Kkojima いわく:

「>違います。その成功も、19年の間に発表した数千の成功も、過剰熱をはじめ、三重水素の検出、質量分析、カンマ船、x光線など、さまざまな証拠によります。質量分析の専門家ももちろん研究に参加しています。

Jed Rothwellさんは、公開実験の現場にいたとおっしゃるのですよね。元記事の「今回の「成功」は質量分析の結果に基づいているので、」に対して、違うというなら、質量分析によるものではないと述べていることになります。と、まあ、言語論理が問題ではないので、せっかく現場にいたとおっしゃるなら、過去の実験の話ではなく、今回の公開実験では何を測定していたのかについて述べてください。 」

こんどの公開実験では、過剰熱とHe-4を測定しました。熱とヘリウムの比率は一定の値:23.8 MeV/He-4(原子)。しかし、今回の実験もすべての実験も、過剰熱に基づいています。過剰熱がまず出なければ、He-4、トリチウムなどを探しても無駄です。(三菱工業の原子核変換の結果もきっと熱が出ていると思います。)フライシュマンの法則は「熱はこの効果の主要な痕跡」である。(私の本、第1章参考)

高熱学会の論文を引用します:

「更にこれまでの結論を明確にするために核燃料(D2/H2)とその反応生成物 He-4を質量分析(QMS)によって徹底的に解明し、その結果をFig.7[A],[B],[C],[D]に比較して示した。そこで Fig. 7 [C](ガス内部)、[D](固体内部)に示すように、特に[D]固体内部にはガス内部より多量のが発生していることが一目にして分かる。金属にたいする He-4 の特性は常温~数百度レベルではは固体の中に入ることも、また内部から外に出ることも出来ないことはよく知られている。このFig. 7[D]の特性は極めて短時間に多量の He-4 がぎっしり試料の内部に詰め込まれた状況を示している。」


「また一方で、さつきさんの質問に対し、「放射検出器は見なかったが、その辺においてあったでしょう。」と答えていらっしゃる。さて、今回の公開実験で、ト リチウムを検出しようとして何らかの測定をおこなっていたのですか?」

トリチウムは今回なかったと思います。論文にはトリチウムの報告ありません。トリチウムは弱い熱を伴うことがありますが、めったに出ません。トリチウムが出れば、実験がうまくいかなかった証拠です。


「いなかったのですか?」

私ですか?いましたよ!


「γ線については測定していたのですか?中性子(neutron)線は測定していたのですか、いなかったのですか? 」

γ 線はや中性子は非常にまれです。熱核融合の率より、10E11倍少ないです。計る価値がありません。つまり、普通の環境で、普通の計測器を使えば、観測できません。北大の地下研究所では観測できますが。三菱ではたまにγ線を観測しますが、たぶん核変換の副作用ではないかと私は思います。岩村さんはどう思っているか分かりません。

ただし、安全のために、実験のそばに放射線測定器を置くべきだと思います。(普通の小形計器。)万一、透過性放射線が出るかも知れません。それよりも、さっき書いたように爆発が怖いのです。

- Jed

239. Jed Rothwell Website — June 8, 2008 @13:41:25
Kkojima wrote:

「やはり、核融合がおこっているという証拠としては、4Heの検出ということであり、元エントリで「今回の「成功」は質量分析の結果に基づいているので」と表現されていることと、あなたから報告していただいた内容は食い違っていません。」

私たちは質量分析は二次的な証拠として考えます。核反応がおきている主要な証拠は膨大な熱量と熱力学の第2法則です。ヘリウムはそれを裏付ける役割をします。なぜかというと微量のヘリウムを質量分析で計ることはむずかしくて、どうしてもその結果を疑問に思う余地があります。ところで、化学反応の領域をはるかに超えると拒否できません。荒田の場合、水素の対照実験では、化学反応が終わってから、200分後にセルの温度は室温まで落ちます。重水素の場合6000分間(100時間)以上経ってもそのまま~1W発熱が続きます。荒田先生はせっかちですから、100時間で反応をむりやりとめますが、他の研究室ではセルをほっておいた際、発熱が数ヶ月続いたことがあります。これはわずかなヘリウムより、劇的に説得力があります。

荒田の3000分間のグラフはここにあります:

http://www.lenr-canr.org/News.htmLink

ご覧のように熱力学の第2法則によって、熱源はセルの中にあります。


「しかも、きくち先生は今回の実験に対してコメントしているのに、あなたは、パラジウム-重水素系のすべての実験に対するコメントだと勘違いしているかのよ うにとれる反論でした。」

当然です。荒田の実験もパラジウムと重水のシステムです。荒田と同く気相吸着を利用した他の研究者も成功しました。同じ反応が起こっているに違いありません。荒田の結果を問うことは他の結果を問うことと等しいです。荒田の実験を追試した研究者はとくに癪に障るでしょう。自然は統一しています。有力な¥専門家ならの実験をすれば、同じ発熱が出ます。


「日本生まれの方でないと仮定して。。。、この件については誤読されているのではないかと推測します。」

誤読ではありません。日本生まれの、日本の国籍を持っている常温核融合の研究者はきっと私と同じ意見でしょう。


「4Heの検出を行う手法について、荒田名誉教授の専門分野ではない」

荒田教授は自分では実験を行っていません。共著者の張教授と中国人4人の大学院生らしい人がやっていますが、質量分析の経験者らしいです。


「質量分析の専門家の意見を聞きたい」

私もそれを勧めています。先生は頑固ですから、やってくれるかどうかわかりません。アメリカのもっとも優秀な質量分析の国立研究所にサンプルを送るように勧めています。荒田の前の実験(DS Cathodeシリーズ)ではそこで分析してもらいました。


「それと、あなた自身が、常温核融合では中性子もγ線もトリチウムも測るだけ無駄であるかのようなお話をいただきながら、一方で、「19年の間に発表した数千の成功も、過剰熱をはじめ、三重水素の検出、質量分析、カンマ船、x光線など、さまざまな証拠によります」とおっしゃるのは、理解できません。矛盾していませんか?」

矛盾していません。Kkojima さんはたぶん高エネルギー物理学と熱核融合の状況に慣れているから矛盾に感じます。常温核融合では熱核融合の基準もルールも違います。

三菱のような膨大な資金¥のある研究設備では、中性子などすべて精密な装置で観察します。さっき書いたように、普通の環境において普通の機器では無理です。ヘリウムは熱核融合と同じ率で出てきますから、測定しやすいです。中性子とγ線は10E10倍少ないから、測定しがたいです。トリチウムは量が一定しない謎です。時々ものすごい量が出ます。x光線は資料のすぐ近くで計るオートラジオグラフのような方法ではいい結果が出ています。特にイタリアとインドでは。

ところで10E10倍少なくても、中性子は核反応の証拠ですから、測れるなら測る価値があります。バックグラウンドの低い地下の研究所で観察できます。洞くつのようなところです。


芹沢いわく:

「結局のところ、「追試の結果核融合反応が認められた」とする論文の具体的な数についてはお答え頂けないわけですな。」

どうぞ、自分で数えてください!リストはここです:

http://www.lenr-canr.org/DetailOnly.htmLink

私は論文を600本ぐらい読みましたが、少なくて核融合反応が認められたのが、~500本です。あとの1000本の内容についてよく分かりません。


「対して「否定的な論文が約10本」で「その内容はでたらめ」ですか。いやはや。」

これも是非自分でお読みになって、でたらめかどうか判断してください!

http://www.lenr-canr.org/acrobat/Fleischmanreplytothe.pdfLink

http://www.lenr-canr.org/acrobat/JonesSEchasingano.pdfLink

http://www.lenr-canr.org/acrobat/ERABreportofth.pdfLink

私に知る限り約10本ですが、芹沢さんがもし、他の否定的な論文があると分かったら、著者と題を教えてください。

「いやはや」は文献をお読みになって、しっかり勉強してから、言うことばではないかと思います。

- Jed

255. Jed Rothwell Website — June 9, 2008 @13:40:28
芹沢wrote:

「>私は論文を600本ぐらい読みましたが、少なくて核融合反応が認められたのが、~500本です。あとの1000本の内容についてよく分かりません。
大変失礼致しました。そこまで言われてしまいますと、英語論文読んで理解できるだけの知識のない身には俄に反論できません。」

日本語の論文と本もたくさんありますから、読んでください。LENR-CANRにはにはないけれども、図書館と本屋で求めてください。


「500程度は常温核融合反応を肯定したものである、と。
にも関らず、未だにその成果が認められずにいるのは何故なんでしょうか。」

それは認めない人に聞いてください。私は否定葉の考え方さっぱり分かりません。


「普通、有力な反応方式が発見されたならばそれをベースに規模を発展させるなりして実績を重ねて行くものなんじゃないでしょうか。」

残念ながらそれができません。前にも書いたように、制御できないため爆発することがあります。規模を発展すれば、爆発も大きくなります。


「また、放射線についても測定せず(または測定データを公表せず)反応結果の生成物データだけが明かされるのも妙な話です。」

もちろん測定しました!公表もいくらでもしますよ。何億円をかけて苦労して測定しました。しかし、放射線が非常に弱いから、普通の測定器では何も認められません。


「常温核融合では放射線が発生し ない」とでも言うならば、その反応についての理論的な考察が必要でしょう。」

この反応は理論的にはまったく理解されていません。未解明です。解明するために研究をしています。


「一応申し上げておきますと、常温核融合が真実可能であるならば大変素晴らしいことです。」

それは大変すばらしいですよ。自分の本を引用しますが:「常温核融合の研究者たちすら、自分たちの仕事はどんなにすごい可能性があるか分かっていない。常温核融合は現在のエネルギー源をさらに改良した代わりの「クリーンエネルギー」だけではない。「代わり」と呼ぶのはインターネットに接続したペンティアム系の最新のコンピューターのことを「そろばんと鉛筆の代わり」と呼ぶようなものだ。常温核融合は想像を絶するほど性質的によりよいものだ。」


kkojima wrote:

「一方、ちゃんと物理学を学習してきた経歴をもつ人なら、「常温核融合なんてあるはずないじゃん」という考えを持つ人は少ないと思います。」

物理学者なら、不可能だと思うのは当然です。理論上こんな中性子のない室温でおこる未知な核融合はまったくありえません。それは、Fleischmannをはじめだれでもわかりきったことです。しかし、実験をしてみれば、実際にその反応が起こっています。熱が出て、D原子がHeに変わっていきます。回りの原子も大いに核変換します。トリチウムも中性子もx-線も出てきます。この事実は19年にわたって数百の研究所で数千回確かめました。理論と実験結果が異なる場合には、実験のほうが勝つ。


稲 ―wrote

「>http://www.lenr-canr.org/News.htmLink

興味深い実験ですが、実験条件の詳細がわからないと何も判断できないように思います。」

それはそうですよ。このグラフをチラッとみて判断できるわけありません!高温学会の論文と荒田が前に開発したDS Cathode研究も読まなければ分からないでしょう。


「せめて、試料中のPdの質量、容器の熱容量、水素の圧力くらいは書いて頂かないと、吸収熱の寄与も見積れません。」

論文を読まなければ見積れません。これは「ニュース欄」です。詳しく説明ではありません。高温学会誌を読んでください。高温学会から許可を得れば、日本語の論文をLENR-CANRの図書館にアップロードしますが、許可するまで時間がかかります。私が翻訳する英語のバージョンは来週あたりアップロードしますから、読んでください。


「それと、対照実験も含めて、最初の300分の温度変化をなぜ隠すのかな?」

だれも隠していません!冗談でもそんな意地悪い言い方をやめてほしいです。

なぜ0から300分までデータがないかは論文を読めば分かります。300分まで、普通の化学反応の熱が発生しています。(Pd-D生成熱)それを含めばグラフのスケールを変えなければならないので、重要なデータが見えなくなります。そんな詳しい内容を一々「ニュース欄」で説明すれば、誰も読みません。

とにかく皆さん、素直に文献を読みたまえ。勘違いするなよ!学問は時間と努力が必要です。早とちりをしないでください。数千人の科学者が19年間苦労して行った研究です。非常に難しい研究です。一枚のグラフを見てすぐ判断できるわけがありません。そんなに簡単にわかる内容でしたら、とっくの昔にこの問題を解決したはずです。

- Jed

256. Jed Rothwell Website — June 9, 2008 @13:52:34
許可なしで論文をアップロードしてはいけませんが、文献ならいいでしょう。もし本気に荒田教授の研究を理解して判断しようと思うなら、これを参考にしてください。グラフをチラッと見て研究をはねつける人は何もしなくてよい。楽チンです。つまらない論文を読んだり、考えたりしなくてすむ。私は時々否定派(葉ではない)の人たちがねたましいです。

1)Arata Y, Zhang Y-C; Kaku Yugo Kenkyu 62 (1989) 398. Cited in Chem. Abstr. 112: 224669 [1990]. (in Japanese). "Achievement of intense 'cold fusion' reaction".
2)Arata Y, Zhang YC; proc. Jpn. Acad. 66, Ser. B (1990) 1. "Achievement of intense 'cold' fusion reaction".
3)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan Acad. 66, Ser. B (1990) 33. "Cold' fusion caused by a week'on-off effect'".
4)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan Acad. 66, Ser. B (1990) 110."Corroborating evidence for 'cold' fusion reaction".
5)Arata Y, Zhang Y-C; Fusion Technol. 18 (1990) 95. "Achievement of an intense cold fusion reaction". But see; "Corrigendum",FT 19 [1991] 196.
6)Arata Y, Zhang Y-C; Fusion Technol. 22 (1992) 287. "Reproducible 'cold' fusion reaction using a complex cathode".
7)Arata Y, Zhang Y-C; Kaku Yugo Kenkyu 67 (5) (1992) 432 (in Japanese). "'Cold' fusion in deuterated complex cathode".
8)Arata Y, Zhang Y-C; Koon Gakkaishi(J.High Temp.Soc.). 20(4) (1994) 148(in Japanese, Engl.abstr.). "A new energy generated in DS-cathode with 'Pd-black' ".
9)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan Acad. 70 Ser. B (1994) 106. "A new energy caused by 'Spillover-deuterium' ".
10)Arata Y, Zhang Y-C; Proc. Japan Acad. 71 Ser. B (1995) 304. vol. 71, No. 8, 304-309, (1995). "Achievement of Solid-State Plasma Fusion ("Cold Fusion")".
11)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan Acad. 61, Ser. B (1995) 98. "Cold fusion reactions driven by 'Latticequake'".
12)Arata Y, Zhang Y-C; Koon Gakkaish (J. High Temp. Soc.). 21 (6) (1995) 303 (in Japanese, Engl. abstr. & Fig. captions). "Achievement of solid-state plasma fusion ("cold fusion")".
13)Arata Y, Zhang Y-C; Koon Gakkaishi (J. High Temp. Soc.). 21 (1995) 130 (in Japanese, Eng. abstr.); "Peculiar relation between hot plasma fusion and solid-state plasma fusion ("cold fusion")".
14)Arata Y, Zhang Y-C; Koon Gakkaishi (J. High Temp. Soc.). 21 (1995) 43 (in Japanese, Engl. abstr.). "Cold fusion caused by 'lattice quake'".
15)Arata Y, Zhang Y-C; Koon Gakkaishi (J. High Temp. Soc.). 22 (1) (1996) 29 (Japanese, Engl. abstr.) "Generation and mechanism of solid-state plasma fusion ("cold fusion")".
16)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan Acad. 72 Ser. B (1996) 179. "Deuterium nuclear reaction process within solid".
17)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan Acad. 73, Ser. B (1997) 62. "Presence of helium (4/2He, 3/2He) confirmed in deuterated Pd-black by the "vi-effect" in a "closed QMS" environment".
18)Arata Y, Zhang Y-C; J. High Temp. Soc. 23 (1997): (special volume pp 1-56). "Solid-state plasma fusion ('cold fusion')".
19)Arata Y, Zhang Y-C; J. High Temp. Soc. 23 (1997) 110 (in Japanese, Engl.abstr.). "Presence of helium (4/2He, 3/2He) confirmed in highly deuterated Pd-black by the new detecting methodology".
20)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan. Acad. 73, Ser. B (1997) 1-6. "Helium(4/2He, 3/2He) within deuterated pd-black".
21)Arata Y, Zhang Y-C; Jpn. J. Appl. Phys. 237 (1998) L1274. "Anomalous difference between reaction energies generated within D2O-cell and H2O-cell".
22)Arata Y, Zhang Y-C;Kaku Yugo Kenkyu 69 (1998) 963 (in Japanese). "Excess heat in a double structure deuterated cathode".
23)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan. Acad. 74, Ser B (1998) 110. "Anomalous 'deuterium-reaction energies' within solid".
24)Arata Y, Zhang Y-C; Proc. Japan Acad. 74 Ser. B (1998) 201. "The importance of sono-implantation".
25)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan Acad. 75 Ser. B (1999) 71. "Definitive difference between [DS-D2O] and [Bulk-D2O] cells in 'deuterium-reaction'".
26)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan Acad. 75 Ser. B (1999) 76. "Critical condition to induce 'excess energy' within [DS-H2O] cell".
27)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan. Acad. Ser. B 75 (1999) 281. "Anomalous production of gaseous 4He at the inside of 'DS cathode' during D2O-electrolysis".
28)Arata Y, Zhang Y-C; Jpn. J. Appl. Phys. 38 (1999) L774. "Observation of Anomalous Heat Release and Helium-4 Production from Highly Deuterated Palladium Fine Particles".
29)Arata Y, Zhang Y-C; Genshikaku Kenkyu (Anomalous Nuclear Fusion Reaction). 45(2)(2000). vol.45, No.2, July 2000; and ICCF8 (Lerici, Italy, May 2000). "Definitive Defference among [DS-D2O],[DS-H2O] and [Bulk-D2O] cell in the Deuterization and Deuterium-reaction".
30)Arata Y; Kotai Butsuri 35 (1) (2000) 67 [in Japanese]. Cited in Chem. Abstr. 132: 128508 (2000) "Developmental challenge in new energy source; 'Solid state plasma fusion'".
31)Arata Y, Zhang Y-C; Appl. Phys. Lett. 76 (2000) 2472. vol.76, No.17, 2472, (2000). "Sono Implantation of hydrogen and deuterium from water into metallic fine powders".
32)Arata Y, Zhang Y-C; Jpn. J. Appl. Phys. 39 (2000) L4198. "Deuterization and Deuterium Reactions in the Electrolyses of D2O with the Double Structure Cathode and the Bulk Cathode".
33)Arata Y, Zhang Y-C; Proc. ICCF 8, Italy (2000) 11 and 293. "Definitive Difference among [DS-D2O], [DS-H2O], [Balk-D2O] cells in the Deuterization and Deuterium-reaction" (pp. 11-16), and "Sonoimplantation of hydrogen and deuterium from the water into metallic fine powders", (pp. 293-298).
34)Arata Y, Zhang Y-C; Proc. Japan Acad. 77 Ser. B (2001) 43. "Intense sono implantation of gases into metals".
35)Arata Y, Zhang Y-C; proc. Japan. Acad. 78 ser. B (2002) 57. "Formation of condensed metallic deuterium lattice and nuclear fusion".
36)Arata Y, Zhang Y-C; Proc. Japan Acad. 78 Ser. B (2002) 63. "Nuclear fusion reacted inside metals by intense sonoimplantion effect".
37)Arata Y, Zhang Y-C; Proc. Japan Acad. 78 Ser. B (2002) 201. "Intense deuterium nuclear fusion of pycnodeuterium-lumps coagulated locally within highly deuterated atom clusters".
38)Arata Y, Zhang Y-C; Appl. Phys. Lett. 80 (2002) 2416. "Intense sonoimplantation of atoms from gases into metals".
39)Arata Y, Zhang Y-C; Proc. ICCF 9, China (2002) 5-16. "Pycnonuclear Fusion Generated in "Lattice-Reacter" of Metallic Deuterium Lattice within Metal Atom-clusters".
40)Yamamura T, Shiokawa Y, Inoue A, Zhang Y-C, Arata Y; J.High Temp. Jpn 28 (2002) 144. "Neutron Activation Analysis of Pd Atom Clusters Caused Pycnonuclear Fusion".
41)Arata Y, Zhang Y-C; ICCF10 (Boston (2003); "Development of Compact Nuclear Fusion Reactor Using Solid Pycnodeuterium as Nuclear Fuel".
42)Arata Y; Kotai Butsuri 38 (1) (2003) 83 [in Japanese]. "Discovery of Pycnodeuterium-lumps and Intense Solid-state Nuclear Fusion in Highly Deuterated (Nano-particles)".
43)Arata Y, Zhang Y-C, Fujita H, Inoue A; Koon Gakkaishi 29 (2) (2003) 68. "Discovery of solid deuterium nuclear fusion of pycnodeuterium-lumps solidified locally within nano-pd particles": English translation (Il Nuovo Saggiatore, 20 (2004) 66 in Italy phys. soc.).
44)Arata Y, Zhang Y-C; J. High Temp. Soc. Jpn 29 (2003) 171. "Deuterium Absorption Characteristics of Peculiar Composite Powder (Zr3NiO・NiO)".
45)Arata Y, Zhang Y-C; J. High Temp. Soc. Jpn 29 (2003)(special vol: pp 1-44). "The Basics of Practical Nuclear Fusion Reactor Using Solid Pycnodeuterium as Nuclear Fuel".
46)Arata Y; Il Nuovo Saggiatore 20 (5-6) (2004) 66. "The formation of 'solid deuterium' solidified inside crystal lattice and intense solid-state nuclear fusion ('cold fusion')".
47)Arata Y, Zhang Y-C; Progress of Theoretical Phys. (Supplement), No. 154 (2004) 241: Fusion 03. "The Basics of Nuclear Fusion Reactor using Solid Pycnodeuterium as Nuclear Fuel".
48)Arata Y; Special Volume, IIW (Osaka), July 11st (2004). "Relation between Welding Science and Nuclear Fusion".
49)Arachi Y, Emura S, Omura A, Nunogaki M, Asai T, Yamamura S, Inoue A, Arata Y; Solid State Ionics (2006). "Structural Analysis on High Density H (D) Absorbed Nano-sized-Pd/ZrO2 Composite for Hydrogen Storage Materials".
50)Arata Y, Zhang Y-C; ICCF12 (Yokohama, Jpn; (2006)). "Development of "DS-Reactor" as the Practical Reactor of "Cold Fusion" based on the "DS-Cell" with "DS-Cathode".
51)Arata Y;IL NUOVO SAGGIATORE, (2004)6, "The formation of 《solid deuterium》 solidified inside crystal lattice and intense solid-state nuclear fusion (《cold fusion》) ".
52)Arata Y; (2007) 7, "Toward the Establishment of Solid Fusion as a Perpetual Energy for Humankind".
53)Other 22 papers (Fusion Tech: 2, Kakuyugo Kenkyu: 2, Kotai Butsuri: 2, Genshikaku Kenkyu: 1, ICCF:10, others:5.

262. Jed Rothwell Website — June 9, 2008 @15:01:32
稲 wrote:

「これでしょうか?

 荒田,吉明; 張,月嫦
 新エネルギー創生研究プロジェクト特別研究報告 「固体核融合」実用炉の達成
 高温学会誌 34(2),中扉2p,85~93,2008(ISSN 03871096) (高温学会) 」

ずぼし!おおきに!探していました。(Reprintには日付がない)注意しますが、この論文の質があまりよくないと思います。前に学会の発表とYamaura et al.の論文の方が説得力があると思います:

Hydrogen absorption of nanoscale Pd particles embedded in ZrO2 matrix prepared from Zr–Pd amorphous alloys

Shin-ichi Yamaura,a) Ken-ichiro Sasamori, Hisamichi Kimura, and Akihisa Inoue
Institute for Materials Research, Tohoku University, 2-1-1 Katahira, Aoba, Sendai 980-8577, Japan

Yue Chang Zhang and Yoshiaki Arata
Osaka University, 11-1 Mihogaoka, Ibaraki, Osaka 567-0047, Japan

J. Mater. Res., Vol. 17, No. 6, Jun 2002


zorori wrote:

「何やら、未解明の現象があるらしいことは感じます。ただ、それを説明する理論的仮説らしきものもない段階ということですよね。ならば、その現象を「常温核融合」と呼ぶことは時期尚早ではないのでしょうか?」

早くありません。1992年までその証拠が明らかになりました。燃料はD2で、反応生成物は4-Heです。反応はなぜ起こっているかは仮説がなくても、融合反応だとわかります。またまた自分の本を引用して、ええと。。。「重水素が二つ一緒に核融合すると、24メガ電子ボルトの一定の量のエネルギーを放つ。1 グラムの重水素ガスは345,000メガジュールを放つ。 97メガジュールを発生した水野のセルはおそらく0.3ミリグラムの重水素をヘリウムに変換したと思われる。あいにくこのセルはヘリウムの発生を観察できる仕組みにはなっていなかったから、それは確認できなかった。他の実験ではヘリウムがこの割合で観察されたことがある。この他の実験は水野のよりエネルギー量がとても少なかったゆえ、微量のヘリウムを発生したが、近代の測定器では微量のものでも信頼性の高い観察ができる。ヘリウムとエネルギーの比率は始めて確認した研究者は米国海軍のチャイナ・レーク海軍武器研究所、メルヴィン ・マイルズ等で、いくつかほかの研究所も続いてこの結果を再現した。SRIで行われた常温核融合の実験のヘリウムとエネルギーの比率は重水素のプラズマ核融合の予測する値に近い。その証拠を図1.3に示す。」

ところで、SRIは荒田のDS Cathodeを追試して、過剰熱とヘリウムを確認しました。新しいZrO2-Pd資料はまだ試していませんが根本的に同じような資料で同じやり方ですから、うまくいくはずです。

- Jed

268. Jed Rothwell Website — June 9, 2008 @15:57:21
読者A wrote:

「ところが3Dになるとd+4He+γ(23.8MeV) への分岐が50%もあることになりますね?」

なりません。それは熱核融合ではそうなるし、理論上どんな核融合でもなるとかも知れませんが、常温核融合では50%ではなくて、γ分岐が0.00000000001%程度です。


「これは変です。3体衝突とは言え、2体のサブチャネルで計算可能な部分がありますよ。ちゃんと計算していますか?」

計算しません。観察します。常温核融合はすべて実験結果に基づきます。つまり、experimental scienceの段階です。どの科学も実験で始まります。


「これらの反応が起こっているなら、γ線を計るべきです。」

あなたは神様と議論すべきです。「おおい!γ線はどこだ!あるべきだよ!」実験の結果は事実です。自然は自然です。私たちの理論では説明できなくても否定できません。


「また過剰発熱が核反応で起きているのであれば、質量欠損が熱エネルギーに変わるプロセスを具体的に示すべきです。」

プロセスを示すのは理論家たちの仕事です。水野は実験者です。
彼は熱量測定を正確にする義務がありますが、その結果を説明する義務は少しもありません。それに、実験者にプロセスを問わばろくなことはありません。(理論家に実験をやらせるようなものです。)

理論にこだわって、説明できない結果を無視したり、否定したりしますと、科学の進展はどうなりますか?終わってしまいます!

- Jed

272. Jed Rothwell Website — June 10, 2008 @04:02:11
zorori wrote:

「>早くありません。1992年までその証拠が明らかになりました。燃料はD2で、反応生成物は4-Heです。

そ のような反応が起こっているなら常温核融合ですけど、証拠と言えるほど確かではないという状況なのではないですか。」

ヘリウムを観察した科学者たちは確かだと思っています。私も同意見です。


「明らかな証拠だとしたら、いまだに納得 しない研究者が大勢いるのがよく理解できません。」

それは否定派の人々に聞くべきです。私はなぜ彼らが納得しないか不思議に思います。私の推定ですが、多分論文は読んだことがないから、実験の内容について分かっていないでしょう。Scientific Americanの編集者たちは否定派ですが、彼らから手紙をいただきました。彼らが言ったのは:「論文は一本も読んだことがない。また読む必要がない。間違いだと分かりきったことだし、我々の仕事は論文なんか読むことではなくて、科学者たちの意見を聞くことである」彼らの記事はとんでもない間違いだらけですから、明らかに論文を読んだことがありません。記事のサンプルとその手紙はここ:

http://lenr-canr.org/News.htm#SciAmSlamLink

ところで、否定派は本当に大勢か、少数か不明です。否定派の方々は自分たちが大勢いると言い張りますが、世論調査を行わなければなりませんん。私の知る限り1993年に日本で世論調査を行った以来だれも調べていません:

Inoguchi, S., Jyouon kakuyouugou no ankeito wo bunseki, Trigger, June 1993

回答者は科学者や上役の技術者で約半分は「常温核融合は多分存在している。研究を支持する」と答えた。


読者A wrote:

「>常温核融合はすべて実験結果に基づきます。つまり、experimental scienceの段階です。どの科学も実験で始まります。

科学は実験で始まる?あなたは理論負荷性をご存知ですか?」

Ha! 理論負荷性は確かに例外です。大変珍しいです。他の例を挙げられますか?もし実験が理論負荷の理論を支持しなかったとしたら、誰も信じなかった。早かれ遅かれ実験で確かめなければ科学の観念ではありません。


「実験で過剰熱が出ることを、核融合へ直ちに結びつけるのは「核融合」知っているからです。つまりあなた達の主張そのものが実験結果から始まっているのではなく、常温核融合があることを前提にしています。」

違います。過剰熱が化学の範囲の数万倍超えていること、ヘリウム、トリチウムを観察していること、化学燃料のないこと、科学性生物がないこと:これらをあわせると絶に否定できない証拠です。

読者Aさんはもし否定できるなら、論文を書いて発表して下さい。このデータを分析して、常温核融合ではなくて、他の現象によるものだと証明してください。そんな論文は19年待っても、誰も発表したことがありません。(Morrisonの穴だらけの論文がありますが、まさかそれが正しいと思っていないでしょう。)読者Aさんがもし書けるなら、LENR-CANRにアップロードしてあげますから、英語でも日本語でも書いてください。

- Jed

Owner Comment きくち  June 10, 2008 @18:26:15
「常温核融合ではなくて、他の現象によるものだと証明してください」と書いた時点で、科学の議論とはどういうものであるかを知らないことがわかっちゃうんですよ。
それは、「自分の議論はダメ」と公言しているようなものです。

やるべきは、それが「常温核融合以外のものではないと証明すること」です。

276. Jed Rothwell Website — June 10, 2008 @06:37:46
kkojima wrote:

>このデータを分析して、常温核融合ではなくて、他の現象によるものだと証明してください。

それは、あの「名無しさん」がやった間違いと同じ間違いです。

このデータが常温核融合の証拠であると主張する人が、その反論に答える義務があるのであって、逆はありえません。」

私は義務があると思います。有意義な議論を行うために、両側の意見を持つ人々は自分の主張を合理的に、事実に基づいた議論をしなければ解決しません。平等の義務です。だた「そう思わない」とか「他の説明があるだろう」というのは、議論として成り立ちません。反証をあげることが不可能です。(not falsifiable)ニュートンの法則だって「納得しない」という人がいます。なぜ納得しないか、その代わりにどんな説明をするか、言わなければ「納得しない」意味がありません。特にアメリカでは進化論に納得しない狂信的な信者が多いですが、その人たちは科学的な事実に基づいている反論を示したことがありません。科学のかの字も分かっていないからです。

常温核融合の場合、「核融合ではない」と出張するなら、では、この熱、ヘリウム、トリチウムなどは別の仮説で説明する義務があります。仮説を提示しなければ不戦敗になります。20年もあれば、提示する時間は十分ありました。


「常温核融合の証拠だとは言えない」という命題は、「常温核融合ではないことの証拠だ」という命題と等価ではありませんよね。「その証拠では、常温核融合だと断定することはできない」ということです。あなたは「Morrisonの穴だらけの論文」という表現を使っていますが、穴だらけという意味がわかっているなら。。。」

分かっていますよ!あなたはもしその意味が分からなければ、是非Morrisonを読んでください。典型的な穴だらけの論文です。Fleischmannの反論は壊滅的な打撃ですが、私だって、誰だって反論を書くことができました:

http://lenr-canr.org/acrobat/Fleischmanreplytothe.pdfLink

科学の議論には正しい方と間違っている方があります。Morrisonの仮説は到底不可能で、18世紀、17世紀の物理法則に反します。


「さて、先に私は、質量分析の結果云々の質問をした際にあなたからいただいた回答は、つまるところ、証拠は過剰熱だと言いたいということなのか、と確認しようとしました。

その問いに回答はいただいていませんが。。。」

ここでは回答できません。荒田の文献や高橋の本などを勉強しなければなりません。(工学社「常温核融合2006」ISBN4-7775-1208-8)



>これらをあわせると絶に否定できない証拠です。

「絶に」は、「絶対に」のtypoかと存じますが、この発言と先の「証拠は過剰熱」というのは、並立し得えません。


再度問いますが、何を核融合の証拠としていて、そう考える根拠はなんなのでしょう。」

Fleischmann, Schwinger など2000人ほど優秀な科学者はCurieの原論によって過剰熱そのものは核反応の証拠であると主張しまし。(He-4や他の証拠によって、その反応は核分裂や核崩壊ではなくて、核融合だと分かります。)あなたはまだ彼らの理論を十分把握をしていないと思います。彼らの論文をじっくり勉強をして、よく考えてから、判断してください。もしその過剰熱を他の仮説で説明できましたら、論文を書いてください。ここでけろりと読んだこともない論文をはねつけないで下さい。

熱は核反応の証拠であるというのは、ノーベル賞を持つSchwingerとCurieの言うことですから、間違っていると言うなら、その証拠を見せてください。素直に学者らしく勉強をしてください。

もしCurieの間違いを指摘することができたら、あなただってノーベル賞をもらうでしょう。

- Jed

315. Jed Rothwell Website — June 11, 2008 @10:21:57
Kkojimaいわく:

「AであればBである

ということが
1.真であることが証明されていること
2.証明されていないこと(未確定であること)
3.偽であることが証明されていること
の3パターンがあるのですが、あなたは「1.でないとする人は3.であると主張している」かのような行動を取っているのです。」

私は人が偽っていると一回も言ったつもりはありません。否定派の人たちは勉強しないから大いに間違っています。偽っていません。


「私の言った穴というのは、あなたの発言における、この問題なのであって、Morrisonの論文云々は、あなたが「穴」という表現を使った文脈をなぞった までのこと(つまり、あなたが「穴」という表現がどういう意味か判っていると私が考えた . . .)」

「穴だらけ」とはアメリカの学者の仲間内の言葉で、「間違いだらけ、下手な」という意味です。けっして「偽り」ではありません。Morrisonの論文には高校レベルの化学の間違いがいくつかあります。たとえば、600Jを発生する反応を1,100,000Jの反応と混乱しました。

話し変わりますが、ICCF14の学会が迫るので、このグループに参加する時間がなくなりました。いろいろと面白いコメントや私宛ての質問があるのに、残念ながら撤退しなければなりません。なお、常温核融合について、質問や問い合わせがありましたら、いつでも直接連絡をしてください:  JedRothwell@gmail.com

- Jed

317. Jed Rothwell Website — June 11, 2008 @10:24:37
稲 wrote:

> Hydrogen absorption of nanoscale Pd particles embedded in ZrO2 matrix prepared from Zr–Pd amorphous alloys
>wro
> Shin-ichi Yamaura,a) Ken-ichiro Sasamori, Hisamichi Kimura, and Akihisa Inoue
Institute for Materials Research, Tohoku University, 2-1-1 Katahira, Aoba, Sendai 980-8577, Japan
>
> Yue Chang Zhang and Yoshiaki Arata
Osaka University, 11-1 Mihogaoka, Ibaraki, Osaka 567-0047, Japan
>
>J. Mater. Res., Vol. 17, No. 6, Jun 2002

ありがとうございます。こちらの論文はPd/ZrO_2試料の作成法、水素吸蔵特性を述べた``normal science''の論文ですね。

もちろんですよ!常温核融合の研究はすべてnormal scienceです。Fleischmannの言う通りです:"We are painfully conventional people."(私たちは頭にくるほど型にはまった科学者です。)

だって、使っている道具や方程式は19世紀のものです。熱量計、X線フィルム、CR-39、顕微鏡、水銀温度計。120前の科学者ならすぐ納得します。5gの資料が~100Wを絶えず発生する。19世紀の科学者なら「あいまいな結果だ」とか
「測定誤差だ」とか「化学反応かもしれない」なんて、言いません!FleischmannとかSchwingerは昔のアナログ人間ですから、目で見て、手で触って熱いと分かる第一原理に基づく証拠を主張します。ビデオを見せてから「10分間にこれだけの水が目の前に蒸発した!」とFleischmannが出張しても、若い科学者にはそんなものは通じません。「コンピュータで精密に測って来い」と言います。(これは本当に学会でみた議論です。)


「この論文を見ると、この試料は水素をよく吸収するようです。」

その通りです。常温核融合の「秘訣」試料です。(ちっとも秘密でないが。)よい資料があれば、成功率は決まって90%、100%になります。専門家がこの論文を読むとすぐ「あっ、この資料なら熱はきっと出」と思うでしょう。

ナノ粒子は広く利用されて、成功した報告はいくつかあります。荒田と山浦たちの独創的なやり方ではありません。ですから、今の実験がうまくいったはずです。しかし彼らの資料は優れています。熱くなっても焼結しないところが特徴だと思います。長く使えるわけです。発熱が100時間越えても続きます。他の資料なら発熱がすぐ終わって、顕微鏡でみると点々だったナノ粒子がじゅわ~と固まっています。吸収しなくなります。実験がうまくいかない理由は以外と簡単です。肉眼でわかる場合もあります。電解の圧力によって資料が真っ二つに折れたりします。

ああ~あ。撤退すると言ったのについ. . .

- Jed

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資金が集まらない常温核融合研究

【追記2008.11.25】shinok30さんからコメントをいただいている通り、「常温核融合」は非常に怪しい分野だと認知されています。それでも私が可能性があると考えた理由はおいおい書いて行こうと思いますが、寄付を検討される際には種々の情報を集めて御自分で判断なさってください。また、私は物理学の門外漢なので、少しは調べるものの、基本は「エイヤッ!」で決めている事を御了承ください。【追記終わり】

カンパネタが出たところで、別のカンパをご紹介します。

リチャード・コシミズ氏が固体核融合研究推進のために寄付を募っています。研究の中心になっているのは元大阪大学教授の荒田先生です。2008年5月22日にマスコミが多数参加する場で公開実験を成功させた方です

固体核融合というより常温核融合と言った方が通りが良いかもしれません。常温核融合については実は世界中で様々な実証実験が行われていて、結構な数の論文も出されているそうです。但し、今は実験先行で理論は構築されておらず、黎明期の技術だと言えます。

従来の核融合は水爆の例に見られるように超高温・超高圧が必要でしたが、この固体核融合は小さな施設でも実現可能で、しかも副作用としての放射線の発生がありません。実用化されれば、多量のエネルギーを安価・安全に供給できる夢のような技術です。

本来、国家規模で予算を確保して推進すべき研究だと思うのですが、今のところ全くそういう動きはないようです。いまだにたいした成果を生み出せていない熱核融合の研究には何千億円という資金を拠出しようとしていにもかかわらずです。

このような背景から、リチャード・コシミズ氏が寄付を募り始めました。この寄付の趣旨文書が掲載されていますので、中核部分から引用します。

そこで、HPをお読みの皆さんにお願いです。先生の研究を私的に援助してください。先生は、核融合反応を顕著に示すために、現在よりも一回り大きな装置を作りたい御意向です。それには、トータルで5000万円ほど必要であるそうです。たったの5000万です。熱核融合研究に使われている5000億円の一万の一に過ぎません。先生は、当面、今すぐにも必要な「中国の共同研究者の招聘費用」と「研究室の移転費用」が捻出できず、困っておられます。政府や大学からは、費用提供を期待できそうにありません。たかだか、数百万円で済む話です。

賛同いただける国民の皆様に、荒田先生に対する「見返りを求めない」純然たる寄付をお願いしたいのです。1000円でもかまわない。1000円でも1万人集まれば、1000万円です。そして、寄付された方に与えられる特典は、「世界のエネルギー革命に寄与したという自負」です。私は、それ以上の特典など、ありえないと考えています。我々庶民にとって、最高の勲章ではないですか。

手元不如意で少額しか出せませんが、私も2千円ばかりを送金しようと思います。実用化への道のりはまだまだ遠いと思いますが、より大きい実験炉が成功し、いやがおうでも世間の注目を浴びるようになれば、資金が集まり研究は前進すると期待します。

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瀬戸弘幸氏のカンパに対する考え方とカンパ募集に至る経緯

日本憂國同志会の収支報告は何処へ?」のコメント欄でshinok30さんと話しているうちに、瀬戸弘幸氏の募っているカンパの収支がどうなっているのか疑問に思ったので、せと弘幸Blog『日本よ何処へ』のカンパに関する記事を探してみました。

コメント欄では整理しにくいので再掲分も含めて書きます。今回はカンパに対する瀬戸氏の考え方と、カンパ募集の最初の経緯を示すと思われる記事を見ています。

まず、瀬戸氏のカンパに対する考え方は以下の記事に現れています。
2007年01月03日 毎日新聞がネットに宣戦布告 ① から引用します。

 これが事件の始まりである。募金を募るということは、どういうことなのでしょう。世間一般の常識論で言えば次のようになるのではないでしょうか。

 自分の職業、資産などの可能な限りの情報を公開し、その上で皆さんに資金のカンパを募るというのが本来の姿ではないのでしょうか。

 それをこの夫婦は自分達の職業、資産など一切を隠して、自分の子供の治療費を募ったのです。職業、収入、資産を明らかにせずにそれを行ない、ネットでそれを指摘されてから慌てて公開したのです。

 更に一番肝心な自己資金の負担額も明らかにしてこなかった。このような場合、多くの人に募金をお願いする以上、自分達がどこまで努力して負担をするのか。そして足りない分をお願いするという手順が全くなされていなかった。

資金のカンパを募る以上、まず自分の資産について可能な限りの情報を公開し、自己資金の負担額を明らかにすべきだという点は正論だと思います。
現在は既に瀬戸氏自身がカンパを募られているので、この考え方を実践されるのだと期待できます。私はまだ発見してませんが、御自分の資産について可能な限りの情報を公開し、自己資金の負担額を明らかにされている筈です。

また、2007年の参議院選挙に際しては以下のように述べられています。
2007年05月29日 「政治とカネ」の問題 から引用します。

 維新政党・新風は今回出馬する政党の中で、唯一大手企業・団体からの献金を受けない政党である。選挙・活動費は党員が積立をして準備してきたお金です。

 他の政党は大企業や各種団体、労組、宗教団体からの多額な政治献金を受けています。そのような資金だけではなく、人も票も得ているわけですから、そのような企業・団体のひも付きになってしまうわけです。

 私は個人の戦いではないので、オフィシャル・サイトでも分かるとおり、天木直人前高級外務官僚などとは違って個人へのカンパの要請は一切しておりません。私へのカンパをしたい方は、新風本部へ行なって頂きたいと思います。

 私はこれまで出版パーティなども一度も開いたことがありませんでした。今回は特別なのだから(選挙出馬を指している)と、恩師の先生が呼びかけてくれるようですが、ありがたいことです。

 ただ、私はそのような経験が一度もないので不安でしょうがありません。私は他人のパーティには、もう数え切れないほど行きましたが、自らは開いたことがありません。

 そのようなことが苦手な性格で、本来は目立ちたくないほうなのです。今回は応援団の側から、一転して応援を受ける側になって、実際は戸惑っております。個人では一切受けないと言っても、これまで街宣や交歓会で手渡しで出される方もおりました。

 このような場合は断るのは失礼なので、受け取っておりますが、基本的には今回の選挙もまったくお金はかけないで臨むつもりです。候補者は選挙期間中の交通費は一切国が負担してくれます。

 それが最大の魅力と思って決断したほどです。飛行機、新幹線を乗り継いで、日本列島を縦断したい。100万都市では最低3回は街宣をしたいと思います。

 それが私の役目と心得ております。宿泊もできるだけ党員、党友の自宅を利用させてもらいます。比例区のどの候補者よりも一番少ない選挙資金で、党に最大の貢献をして集票したい。

 それが私の目標です。新風が集めた票にかかった、選挙資金が政党の中で最も低いことを選挙後に数字として出します。一番清潔な選挙を行なうつもりです。

ポイントは以下でしょうか。特に最後の「数字を出す」発言があったという事は、選挙資金の報告が公開された筈です。私はまだ発見できていませんが。

  • (この時点まで)個人へのカンパ要請は一切していない。新風本部へどうぞ。
  • でも街宣や交歓会で手渡しで出された場合には受け取っている。
  • 出版パーティなども一度も開いた事がない。今度開く?が不安だ。
  • 新風の選挙資金が政党の中で最も低いことを選挙後に数字として出す。

この選挙では新風から、比例区に3名、選挙区に7名の立候補者を立て、全員が落選し、供託金を没収されています。この時の供託金総額は600万円×3+300万円×7=3900万円と相当な額になっています。これについては「維新政党・新風の政治資金収支報告の矛盾【追記あり】」でも述べました。

選挙のあと、政治資金について方針変更した事が以下の記事から伺えます。
2007年08月02日 決意とお願い から引用します。

資金カンパの要請

 私はこれまで一度もこのような呼びかけをしたことがありませんでした。今回の選挙においても事務所、個人の宣伝車、ハガキ・ポスターも作らず、まったくお金をかけない選挙を心がけて来ました。

 ホテルにも泊まらず支援者の家に泊まらせて頂き、大坂のネットカフェにも宿泊しました。おそらく今回の選挙で一番お金を使わなかった候補者であると思います。

 しかし、そのような奇麗事も所詮は負けて結果が出せなければ何の意味もなさないことを痛感しました。30日、31日には多くの支援者からの「諦めないで頑張れ!」という声援のコメントを目頭の熱くなるのをこらえながら全て読ませて頂きました。

 最低の資金がなければ戦えないのも道理であり、いつまでも意地を張っている時ではないと思いました。そこで皆さまに今後の政治活動に対する資金カンパの要請をここにご案内させて頂きます。

① 9月上旬を目指して、大規模な政治集会の開催を目指します。首都圏(東京・埼玉・神奈川・千葉)で56、607人が新風に投票されています。先ずは首都圏から支持者の連携を図りたいと思います。

② せと弘幸が読み解く『民主党の危険性』の緊急出版に向け、準備を進めたいと思います。興味を示してくれる出版社もあります。

③ SNS『国民の総意』を更に充実させて、映像を最低でも月に二回ほど流せるようにしたいと思います。

 これらの準備のために皆様からカンパを募りたいと思います。千円~2千円とします。それ以上のカンパは現在考えておりません。応じて頂いた方は必ずメールを下さい。

 その都度準備段階の状況説明を詳しくメールで行ないたいと思います。

この資金カンパ要請には、カンパで集まったお金の使途が3つ書かれています:(1)大規模な政治集会の開催、(2)「せと弘幸が読み解く『民主党の危険性』」の出版、(3)『国民の総意』の映像充実(最低でも月に二回)。いわばカンパ者へのお約束と言って良いと思います。これらがどのように実現されたのか知りたいですね。

ちなみに、私は『国民の総意』という世界戦略研究所のホームページが「SNS」だったという事を初めて知りました。それにしても、「世界戦略研究所」と「国民の総意」がどう結びつくのか私には分かりません。不思議な取り合わせです。

また、この記事は以下の点が非常に気になります。

  • 「支援者の家に宿泊」は公職選挙法の禁止する「戸別訪問」に該当しないのか?
  • 宿泊場所の提供は役務(サービス)の提供であり、収支報告の中に含まれるべきではないか?(役務を金額に換算して載せるべきなのでは?)
  • 瀬戸弘幸氏の得た584,000円の寄付は何処から?」に載せたshinok30さんの調査結果では、瀬戸氏は本選挙に際して以下のような支出を報告しています。記事では「今回の選挙においても事務所、個人の宣伝車、ハガキ・ポスターも作らず」と発言されていますが、少額とはいえ、選挙事務所費・印刷費・広告費が計上されています。これは発言と矛盾してないでしょうか? 以下、関連部分のみを抜粋して引用します。

>候補者氏名 瀬戸 弘幸
>参議院名簿届出政党等 維新政党・新風
>出納責任者氏名 有門 大輔
>平成19年6月20日から平成19年7月12日まで第1回分
>支出
>(費 目) (金 額)
>選挙事務所費 17,000 (     0)
>印刷 567,000 (     0)
>広告費 17,000 (     0)

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告発と情報提供

政治資金収支報告書の内容に虚偽記載などの疑いがある時、捜査して貰えるのかどうかを検察庁に電話で聞いてみました。私の勝手な解釈も含まれていますが、以下のような事だと理解しました。

検察庁は被害者ホットラインという相談窓口を設置していますが、これは犯罪被害にあっている人の相談用なので該当しません。

告発状を書いて告発する手はありますが、「告発は告訴権者以外の者が犯罪事実を申告して犯人の処罰を求めることをいいます」という事なので、申告する人(=処罰を求める人)は実名を出すのが原則。弁護士に相談する等、あらかじめ違法性をそれなりに検証した上で申告するのがお薦めのようです。私はヘタレなので、この件について告発という手段は取れないですね。

ちなみに、「告訴・告発状の書き方」というページに色々な情報がまとまっていました。以下のように規定されているようなので、検察官が告発を受け付けたら、少なくとも公訴するか否かの判断まではなされるようです。

260条(告訴人等に対する事件処理の通知) 検察官は、告訴・告発又は請求のあった事件について、公訴を提起し、又はこれを提起しない処分をしたときは、速やかに其の旨を告訴人、告発人又は請求人に通知しなければならない。公訴を取り消し、又は事件を他の検察庁の検察官に送致したときも同様である。

それではどうにもならないかと言うと、「東京地方検察庁特捜部」に「情報提供」として資料を送る手段はあるとの事。この場合には特捜部が調べる気にならないと何も起こりませんが、それでも送れば一応目は通してくれるようでした。凶悪事件の続く昨今、「大規模事件など、集中的に捜査を行う必要がある案件に取り組む機関として存在している」特捜部が何かしてくれる可能性は非常に低いとは思いますが、何もしないよりは意味がありそうです。

さして驚くような情報はありませんが、「特捜部への情報提供」という手段があるとは思わなかったので、電話をかけた価値はありました。対応してくれた人も親切に教えてくれたので助かりました。

しかし、少なくとも記載に矛盾がある場合には、訂正を求める申請がもっと簡単にできるべきではないでしょうか。shinok30さんが調べてくれたNPO法人への説明要請のような方法を具体的に制定して欲しいと思います。

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GoogleのRSSリーダ

東村山関連の記事を読むのには、公開されている3羽の雀さんのRSSリーダがとても便利なので頻繁に使わせていただいてます。
ところが、このリーダは記事更新への追従が遅いのです(はてなのシステムの問題でしょうか?)。なんだか翌日くらいにならないと更新が反映されない感じがします。3羽の雀さんも「ピンポンダッシュでエア創価と斗うぞ!!!」に「最近、RSSリーダの動作が少し不安定ですが、そのうち落ち着くでしょう。」と書いておられます。

そんな折、GoogleのRSSリーダサービスを使ってみたところ記事更新への追従も速く快適なので、こっちに乗り換える事にしました。以下の手順で、3羽の雀さんのリーダからフィード情報を一括してインポートできる事が分かったのでご参考までに。但し、はてなのRSSリーダのようにWebに公開という機能は使えないかもしれません(調べてません)。

[0] Googleリーダの開設
予めGoogleリーダは使えるようになっているものとします。

[1] OPMLファイルの取り出し
3羽の雀さんのRSSリーダのページの[OPML]というリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」します。これでopml.xmlという名前のファイルがダウンロードできる筈(量は7KB程度でしたが数分かかりました)です。

[2] GoogleリーダでのOPMLファイルのインポート
Googleリーダの画面の左下にある「登録フィードの管理」をクリックして、設定画面に飛び、この画面の「インポート/エクスポート」タブをクリック。
この画面で「OPMLファイルを選択」というフィールドが出るので、先ほどのopml.xmlファイルを指定して「アップロード」ボタンをクリック。

これで、3羽の雀さんのリーダにあるフィードがフォルダも含めて全部移植できました。

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台所

shinok30さんから興味深いネタを次々にいただくので、しばらく文字分析の方には戻れそうにありません。それにしても官報にこんなに様々な情報が載っているとは思いませんでした。身銭を切って検索してくれているshinok30さんに感謝です。

このブログに駄文を書くようになってから、AMUS+に集うプロライターの方々の筆力の凄さが少し分かるようになってきました。的確さ、面白さ、分かりやすさ、安定した文体・・・さすがだと思います。ここ数日のウンコブームでウンコネタには早くも食傷気味になっていたのですが、松沢さんの「お部屋1702/大人の右翼はこう発想する」には再び笑ってしまいました。尤も、この記事で重要なのは松沢さんも台所調査をされていた話でしょう。荒井さんもさりげなく資金源の一つを指摘されてますね。さりげなくはないか。

プロのお二人が何を探し出そうとしているのか知りませんが、shinok30さんと私のような公開情報頼みに比べて、遙かに大きなインパクトがありそうです。いったいどんな話なのか期待しましょう。

そう言えば、「あの兄さんはドMとドSを兼ね備えた立派な変態なんだから、相手が弱ってると思ったらジワジワ殺しに来るだけだろ」という文を読んで、恐ろしさの余り脱糞しそうになりました。思わず山本英夫の漫画「殺し屋1」の垣原をイメージしてしまいました。ごめんなさい。

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瀬戸弘幸氏の得た584,000円の寄付は何処から?

維新政党・新風の党員数と党費収入推移」というエントリのコメント欄に、別の情報をshinok30さんからいただきましたので、まとめてみます。

shinok30さんの示した官報によると、瀬戸弘幸氏は、2007年参議院議員選挙の選挙運動に関する収支報告書の中で、「維新政党・新風」から584,000円の寄付を受けたと報告しています。

ところが、総務省に提出され、Webで公開されている2007年分の維新政党・新風の収支報告書には、それに該当する支出項目が見つかりません。総務省の公開データでは見づらいので支出の明細をSpreadSheetの形に整理してみましたが、やはり、該当する支出項目を見つけられませんでした。

これは政治資金収支報告書の虚偽記載又は誤記載なのでしょうか? それとも私の調べ方が悪いのでしょうか? 政治資金の流れの透明化は非常に重要であり、収支報告の公開はその根幹をなすものです。単に私の調査が間違っているだけなのかどうか、報告書提出に係わられた方々から何かしらの見解をいただければ助かります。
法律の素人なのでよく分かりませんが、今の状態は政治資金規正法の以下の罰則規定に該当するのではないかと懸念します。

第25条 次の各号の一に該当する者は、5年以下の禁錮又は100万円以下の罰金に処する。
1.第12条又は第17条の規定に違反して報告書又はこれに併せて提出すべき書面の提出をしなかつた者
1の2.第19条の14の規定に違反して、政治資金監査報告書の提出をしなかつた者
2.第12条、第17条、第18条第4項又は第19条の5の規定に違反して第12条第1項若しくは第17条第1項の報告書又はこれに併せて提出すべき書面に記載すべき事項の記載をしなかつた者
3.第12条第1項若しくは第17条第1項の報告書又はこれに併せて提出すべき書面に虚偽の記入をした者《改正》平19法1352 前項の場合(第17条の規定に係る違反の場合を除く。)において、政治団体の代表者が当該政治団体の会計責任者の選任及び監督について相当の注意を怠つたときは、50万円以下の罰金に処する。

以下はshinok30さんのコメント(2008年11月13日 (木) 08時37分)からの引用です。

また,2007年参議院議員選挙における選挙運動に関する収支報告書によると,
瀬戸さんは「維新政党・新風」から584,000円の寄付を受け
そのほとんどを印刷に使っているようですね

>中央選挙管理会告示 第一号
>公職選挙法(昭和二十五年法律第百号)第百九十二条第一項の規定に基づき、
>平成十九年七月二十九日執行の参議院比例代表選出議員選挙における公職の
>候補者の選挙運動に関する収支報告書の要旨を次のとおり公表する。
>  平成二十年一月二十一日    中央選挙管理会委員長 坂田 桂三  
>公職の候補者の選挙運動に関する収支報告書要旨
>1 選挙の種類 平成19年7月29日執行参議院比例代表選出議員選挙
>2 公職選挙法の規定による選挙運動に関する支出の金額の制限額(法定選挙運動費用額)     5 ,200万円 
>3 報告書の要旨

>候補者氏名 瀬戸 弘幸
>参議院名簿届出政党等 維新政党・新風
>出納責任者氏名 有門 大輔
>平成19年6月20日から平成19年7月12日まで第1回分

>収入         
>主たる寄附
>氏名 団体名 (職 業) (寄附額)   
>維新政党・新風 584,000

>その他の寄附 1件 17,000
>その他の収入 0
>今回計 601,000
>総計 601,000

>支出
>(費 目) (金 額)
>人件費 0 (     0)
>家屋費 17,000 (     0)
>選挙事務所費 17,000 (     0)
>集合会場費 0 (     0)
>通信費 0 (     0)
>交通費 0 (     0)
>印刷 567,000 (     0)
>広告費 17,000 (     0)
>文具費 0 (     0)
>食糧費 0 (     0)
>休泊費 0 (     0)
>雑費 0 (     0)
>今回計 601,000 (     0)
>総計 601,000 (     0)

>報告書受理年月日 平成19年8月13日 第1回報告分
(平成20年1月21日月曜日 官報 号外第9号)

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日本憂國同志会の収支報告は何処へ?

維新政党・新風の党員数と党費収入推移」というエントリのコメント欄に、なかなか探せない情報をshinok30さんからいただいてますので再掲します。

これは、かつて瀬戸弘幸氏が代表となっていた「日本憂國同志会」という政治団体が政治資金収支報告書を提出しなかったために、1985年4月以降、政治資金の授受ができない団体になったという官報の記録です。

shinok30さんは、おそらく官報の有償検索サービスを利用されて、この情報を引き出されたのではないかと想像します。私はGoogleで検索してみましたが、日本憂國同志会に関する情報は探し出せませんでした。

政治資金規正法は「政治活動の公明と公正を確保し、もつて民主政治の健全な発達に寄与すること」を目的とした法律で、政治に携わる方々は遵守すべきものです。ここに定められた政治資金収支報告書の提出義務を果たさないのは、金銭の管理がルーズかつ不明瞭だと思われても仕方ないでしょう。

瀬戸氏は、福島県東白川郡棚倉町の倒産した酒造メーカーから金銭を脅し取って逮捕された事件(1986年)への釈明と共に、この件に関しても何らかの見解を出されるべきだと思います。

以下、コメント欄のshinok30さんの投稿(2008年11月13日 (木))から引用します。

瀬戸さんが代表者となっている政治団体としては「日本憂國同志会」がありましたが,
(現在も活動中で平成19年分の政治資金収支報告書も提出している
 『政治結社大日本憂國同志会』とは別団体です)
2年連続して期限までに収支報告を提出しなかったので,
政治資金規正法第十七条第二項の規定により,1985年4月2日以降,
政治資金の寄付を受けたり,支出をしたりができない団体になっています

>自治省 告示 第百二十五号
>政治資金規正法(昭和二十三年法律第百九十四号)第六条第一項の規定による政治
>団体の届出があつたので、同法第七条の二第一項の規定に基づき、その名称等を
>次のとおり公表する。
>昭和五十八年五月十一日      自治大臣 山本 幸雄

>(二) その他の政治団体(政党及び政治資金団体以外の政治団体)
>政府団体の名称  代表者の氏名 会計責任者の氏名 主たる事務所の所在地        届出年月日(昭和)

>日本憂國同志会  瀬戸 弘幸  今村  裕    福島県福島市鳥谷野字岩田一三-八  五八、 四、 七

>備考 従来、日本憂國同志会は福島県選挙管理委員会に届出されていたが、自治大臣届出となつたものである
(昭和58年5月11日 水曜日 官報 第16878号)

>自治省告示 第九十六号
>次の政治団体は、政治資金規正法(昭和二十三年法律第百九十四号)第十七条第二項
>の規定により、昭和六十年四月二日以後、政治活動(選挙運動を含む。)のために
>寄附を受け又は支出をすることができない団体となつたので、同条第三項の規定に
>基づき告示する。
>昭和六十年五月一日      自治大臣 古屋  亨  

>(二)その他の政治団体(政党及び政治資金団体以外の政治団体)
>政治団体の名称  代表者の氏名 会計責任者の氏名  主たる事務所の所在地

>日本憂國同志会  瀬戸 弘幸  今村  裕     福島県福島市鳥谷野字岩田一三-八
(昭和60年5月1日 水曜日 官報 号外第52号)

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表象に秘められたメッセージ

ウンコ事件の記事を見てからというもの、頭の中がその話で一杯になってしまい、仕事にも支障をきたす始末です。こんな記事が出るとは思いもよりませんでした。

嫌な事件ではあり、その点については同情するのですが、工作員犯行説について考えると、次から次へと妄想が広がり腹の皮が捩れるほどに笑ってしまいます。夜陰に乗じて慎重にブツを運ぶ工作員の姿を想像しても笑えますが、やはり、現場で製造する想定は面白すぎます。

もし、現地製造方式の犯行だとすると、犯人はプロ中のプロでしょう。発見されれば通報&逮捕のリスクが高い緊張感溢れる状況のなか、家の人たちに気付かれないよう、音もたてず、違う形状の2つのブツを正確に2日間連続で出してのけるなど、常人の技とは思えません。何かと下痢しやすい私から見ると神技です。おそらく犯人は毎日の生活と食事を規則正しく律し、排泄を完全にコントロールするために日々厳しい訓練を積んでいるに違いありません。まるでダ・ヴィンチ・コードのシラスのように。

そして、今回の事件で特徴的なのは2つのブツの形状です。トグロと円柱。2日目のブツはかなり曲がった円柱ですが、さすがの犯人も完全にはコントロールできなかったのでしょう。円柱と考えて良いと思います。これは何かのメッセージではないでしょうか。そう思って、ある可能性に気が付きました!

トグロは円でありコンパスを表す。円柱は直線であり定規を表す。つまり、この2つのブツは、コンパスと定規のシンボルとして形作られたのではないかと!!
コンパスと定規を組み合わせたシンボルは、古より、ある秘密結社の紋章として使われているのは知られた所です。そうです、あのフリーメイソンです!!!

これはフリーメイソンからのメッセージではないでしょうか!?
暗殺猫説も恐ろしいですが、これも恐ろしい。腹の皮が捩れると同時に背筋も凍ります。

もう一つ疑問があります。なぜ彼らは、メッセージをウンコというメディアで伝えたのでしょうか?
これは、ウンコネタが好きだという事を公言されている3羽の雀さんを始めとするユニット「MAS」を表象しているのだと思います。つまり、MASに触れるととんでもない事が起こる(触れるな危険)という警告がフリーメイソンから送られたのです!

もしや、この動きを察知した瀬戸さんが、いつも通り公言できない確証をつかみ、何事かを相談するために松沢さんの携帯に電話をかけてきたのではないでしょうか!?
もはや事態は日本国内に留まらず、世界的な陰謀論へと繋がっているのです!!

とか、妄想膨らませても、話題が話題だけに誰にも話せなくて、こんな所に書いてしまいました。アホな話ですみません。

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維新政党・新風の政治資金収支報告の矛盾【追記あり】

shinok30さんとコメント欄で会話したのがきっかけで、新風の政治資金の流れを少し真面目に見てみました。まだ見切れているとは言い難いのですが、現時点で、新風の政治資金報告には以下に示す2つの大きな矛盾があり、現状は政治資金規正法違反である疑いを持っています。

  • 総務省に提出された平成19年分の「維新政党・新風」の政治資金収支報告書の総括表と明細に矛盾がある。おそらくページの削除漏れか?
  • 本部の報告と各県本部の報告に矛盾がある。具体的には、本部から7つの県本部に交付された300万円×7のお金が県本部側の収支報告で収入として計上されていないケースがある。

■総括表と明細の矛盾

総務省の「政治資金収支報告書 平成20年 9月12日公表(平成19年分 定期公表)」の中に維新政党・新風の収支報告が公開されています。

この5ページ目にある「(1)支出の総括表」には以下のように記載されています。

(2) 選挙関係費 39,996,385
(5) 寄附・交付金 868,625

これを後ろの明細とつき合わせてみます。
選挙関係費は以下の3点なので、合計すると上記の39,996,385円とぴったり一致します。

P8
選挙関係費(供託金)
供託金 比例区3名分 18,000,000
合計 18,000,000

P9
選挙関係費(陣中見舞)
合計 21,160,000

P10
選挙関係費(広告宣伝費)
合計 836,385

さて、問題は寄附・交付金の方です。

P16~17
寄附交付金(支部交付金)
合計 868,625

となっており、ここで総括表の値と一致します。
ところが、P18に「本部又は支部に対して供与した交付金に係る支出の内訳」というページがあり、P9の支出項目を「選挙関係費」に変えただけに見える明細となっています。この合計も21,160,000円ですが、これは総括表には反映されていません。

おそらくは、P9かP18のどちらかが削除されるべきページではないかと想像します。単なる削除漏れでしょうか? だとしたら早く訂正して欲しいものです。

■本部の報告と各県本部の報告の矛盾

ここでは、P9を見て話を進める事にします。このP9には内訳が以下のように記載されています。

(2) 政治活動費の内訳
項目別区分:選挙関係費(陣中見舞)
支出の目的 金額    年月日
陣中見舞 3,000,000 19.6.8 維新政党・新風北海道本部 札幌市東区伏古四条4-2-15
陣中見舞 3,000,000 19.6.8 維新政党・新風東京都本部 東京都中央区築地7-6-7-301
陣中見舞 3,000,000 19.6.8 維新政党・新風神奈川県本部 横浜市泉区岡津町1297-28
陣中見舞 3,000,000 19.6.8 維新政党・新風愛知県本部 愛知県田原市ほると台1-52
陣中見舞 3,000,000 19.6.8 維新政党・新風京都府本部 京都市中京区二条通河原町東入
陣中見舞 3,000,000 19.6.8 維新政党・新風岡山県本部 勝田郡奈義町上町川1804-12
陣中見舞 3,000,000 19.6.8 維新政党・新風福岡県本部 福岡市南区清水3-8-29-505

これは本部から各県本部に対して選挙用の費用が交付されたと読み取りました。陣中見舞という支出目的が妥当かどうかは知りませんが、本部から支部に資金が交付されるのは珍しくありません。

これに呼応して例えば東京都本部の収支報告書(PDF)には以下のような記載があります。

(5) 本部又は支部から供与された交付金に係る収入

交付金を供与した本部又は支部の名称 金額  年月日 主たる事務所の所在地
維新政党・新風本部       3,000,000 19.6.8 京都市中京区二条通河原町東入

所在地は本部の所在地(東京)を書くべきではないかと思うのですが、その点を除けば、先ほどの本部の支出に対応しており、整合性があります。

ところが、同様に300万円の陣中見舞の交付を受けた筈の岡山県本部の収支報告(PDF)は以下のようになっており、この交付に対応する収入の記載がありません。
(内訳は適当に省略しました)

P138
◎ 政治団体の名称 維新政党・新風岡山県本部

 報告年月日 H20.3.3
1 収入支出の総額
(1) 収入総額 0円
(2) 支出総額 0円
(3) 翌年への繰越額 0円
2 資産等の内訳 なし

これは、岡山県本部には政治団体としての活動実体が無い事を示していると思います。
問題なのは、本部から交付された筈の300万円の記載が無く、収支報告上、どこかに消失してしまったように見える点です。

また、これと同じ矛盾は他の県本部にもあります。300万円を交付された筈の7つの県本部の収支報告の調査状況は以下の通りです。

  • 北海道本部:調査中(収支報告書を未発見)
  • 東京都本部:○記載あり
  • 神奈川県本部:×記載無し(本部からの交付金は128,500円)
  • 愛知県本部:×記載無し(本部からの交付金は56,500円)
  • 京都府本部:×記載無し(本部からの交付金は74,500円)
  • 岡山県本部:×記載無し(収入総額0円)
  • 福岡県本部:調査中

相当高額な交付金の流れが消失しているように見えるので、かなり重大な政治資金規正法違反だと思うのですがどうなのでしょうか? 私の調査に何か不備・誤解があるのでしょうか?

以下、補足として各県本部毎のデータソースを記します。

[1] 北海道本部:調査中(収支報告書を未発見)
まだ収支報告書を発見できておらず調査中です。

[2] 東京都本部:○記載あり
政治団体収支報告書 平成20年9月17日公表(平成19年分 定期公表)
その他政治団体 い
維新政党・新風東京都本部(PDF)

[3] 神奈川県本部:×記載無し(本部からの交付金は128,500円)
選挙管理委員会からのお知らせ
■平成19年分政治団体の収支報告書の要旨の公表について■
→資金管理団体(り)~その他の政治団体(い) (PDF)
P356

維新政党・新風神奈川県本部

報告年月日 平成20年3月6日
・・・
イ 政治団体からの寄附
(寄附者の名称)   (金額)  (事務所の所在地)
維新政党・新風本部  128,500円  京都府京都市
・・・

[4] 愛知県本部:×記載無し(本部からの交付金は56,500円)
平成20年 8月26日  愛知県公報
第2506別冊1号 (PDF 2386Kbyte)

P349から(改行とインデントは修正)

政治団体の名称維新政党・新風愛知県本部

報告年月日平成20年3月27日
1 収入総額92,506
 前年繰越額35,954
 本年収入額56,552
2 支出総額71,840
3 収入の内訳
本部又は支部から供与された交付金に係る収入
 維新政党新風本部 56,500
         計56,500
その他の収入
10万円未満の収入
       52
      計52
4 支出の内訳
 経常経費
  事務所費  315
       計315
政治活動費
組織活動費          9,230
機関紙誌の発行その他の事業費62,295
 宣伝事業費        62,295
             計71,525

[5] 京都府本部:×記載無し(本部からの交付金は74,500円)
京都府公報 号外第37号(平成20年9月30日)
選挙管理委員会
* 政治団体の収支報告書の要旨
京都府公報 号外第37号( PDFファイル ,589KB)

P115から(改行とインデントは修正)

維新政党・新風京都府本部

報告年月日平成20年1月10日
1 収入総額415,224
 前年繰越額242,498
 本年収入額172,726
2 支出総額303,666
 翌年への繰越額111,558
3 本年収入の内訳
 機関紙誌の発行その他の事業による収入 98,226
 その他の催物事業 98,226
 本部又は支部から供与された交付金に係る収入 74,500
   維新政党・新風74,500
4 支出の内訳
 経常経費30,740
 備品・消耗品費16,800
 事務所費13,940
 政治活動費272,926
 組織活動費75,762
 選挙関係費95,353
 機関紙誌の発行その他の事業費101,811
  機関紙誌の発行事業費92,451
  宣伝事業費9,360

[6] 岡山県本部:×記載無し(収入総額0円)
平成19年分政治団体の収支報告書の要旨の公表
・ 平成19年分(資金管理団体、その他の政治団体)(P.121~P.150)(PDF)

P138から(内訳は省略、改行とインデントは修正)

◎ 政治団体の名称 維新政党・新風岡山県本部

 報告年月日 H20.3.3
1 収入支出の総額
(1) 収入総額 0円
(2) 支出総額 0円
(3) 翌年への繰越額 0円
2 資産等の内訳 なし

[7] 福岡県本部:調査中

たぶん以下にあると思いますが、まだ調査できてません。
福岡県公報 平成20年政治団体収支報告書の要旨
平成20年9月29日(月曜日) 福岡県公報第2879号増刊1

【追記】2008.11.14
以下のページを見て分かりました。
<維新政党・新風>選挙ブログ: 新風・候補者の面々   第21回 参議院 選挙
7つの県本部に配られた300万円はおそらく選挙の供託金だったのですね。
でも、そうだとしても収支報告書にはちゃんと記載すべきです。

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その名はサイコパス

柳原滋雄氏のコラム日記のHTMLの構造はとても素直だったので、Perlプログラムを作らなくても、秀丸エディタで目次くらいなら作れる事が分かりました。その過程で全文を抜き出して手元で検索・閲覧できるようにしたのですが、色々と面白い記事があって思わず読み耽ってしまいます。という訳で、今回は中身の方の話です。

私にとって、このコラムが特に興味深いのは、「サイコパス(人格障害)」の観点から種々の事件に光を当てている所です。
こういう人たちの存在を知ったのは最近の事です。身近に被害を受ける人がいて、「なぜあの人(加害者側)は自分を優位にするためなら平気で嘘がつけるのだろう」と疑問に思って調べ始めて存在を知りました。実はサイコパスについては幾つも文献があって、そういう人格があることを分かった上で対処を考えれば精神的な負担も被害も軽くする事ができます。逆に、これを知らずに誠意を尽くしたりするとトンデモない事態に陥ります。

また、この特異なパーソナリティについて少し知識を得てから世の中を見ると、高名な政治家や高貴な家の方々の中にも、サイコパスではないかと疑いたくなる人がいるのに気付きます。更に妄想を膨らませれば、サイコパスである事を分かった上で、その人を持ち上げたり抜擢したりする動きがあるのではないかと疑いたくなります。なぜなら、伝統や既存の仕組みを破壊するのには最適な人材だからです。

以下、長いので恐縮ですが、柳原滋雄氏のコラム日記から面白いと思った部分を引用させていただきます。なお、ロバート・ヘア博士の『診断名サイコパス』は読んでいたのですが、昨年発刊された日本語訳『社内の「知的確信犯」を探し出せ』については知りませんでした。この本を読みたくなりました。

---以下、柳原滋雄氏のコラム日記からの引用です。

2008/09/01(Mon) 「矢野穂積」という“特異人格”を見抜けない人たち
サイコパス研究の世界的権威ヘア博士は2006年に発刊した英文書籍『スーツを着たヘビ』(邦訳名『社内の知的確信犯を探し出せ』)でこう指摘している。
 「サイコパスは、自分の望むものを手に入れるためなら、自分の言動で他人を傷つけても構わないと考える。それほど巧みに他人を操れるので、愛想のいい魅力的な仮面の下にサイコパスの人格が隠れているなんて、そう簡単に見破られるはずがない」
 「ただし、すべてのサイコパスが器用なテクニシャンというわけではない。社交術も話術もそれほどではなく、経験不足で人づき合いが苦手なサイコパスは、脅しや強制や暴力によって他人を支配し、欲しいものを手に入れようとする。通常、このようなサイコパスは、明らかに攻撃的で意地が悪く、他人を魅了して従わせるのではなく、脅しのアプローチを利用する」

2008/03/05(Wed) 「サイコパス」の特質
サイコパスの顕著な特質をあげるとすれば、一つは例外なく「嘘つき」であるという事実だ。もちろん、通常の人間でも嘘も方便というように、日常生活を円満に進めるために多少の嘘をつくことはあろう。だが、サイコパスのそれは、次元がまったく異なる。自分の身を守るために、自分の利益のために、法廷でも、マスコミ相手でも、平気でうそをつく。
 さらにもう一つの顕著な特徴は、第三者を「操作する」という特技である。サイコパスは人の心情を読む能力が極めて高いため、人の弱みを把握することにたけている。そうした特技を使って、第三者を動かすのだ。そのため、善意の人間など、すぐに騙されてしまう。結果的に、悪の手先として利用されてしまうことになる。サイコパスは、表面的には人当たりがよく、あるときは極めて誠実な人間として印象づけられることさえある。だが、その内面の本質はまったく異なっているというわけだ。

2007/07/26(Thr) スーツを着た蛇 1
 “WITHOUT CONSCIENCE”(邦訳名『診断名サイコパス』)の著作で知られるロバート・ヘア博士の2冊目の邦訳となる共著の書籍がこのほど発刊された。『社内の「知的確信犯」を探し出せ』(ファーストプレス、2007年7月25日発行)というものだが、昨年出版された原著のタイトルは “SNAKES IN SUITS”で、文字通り直訳すると「スーツを着たヘビ」ということになる。この本は、大企業や大きな組織のなかに存在する“ホワイトカラー・サイコパス”を題材にしたもので、読んでいて興味深い指摘が随所にある。
 サイコパスは、ご存知のとおり、「平気でうそをつき、他人を操り、策略をめぐらし、冷酷で身勝手に振る舞うといった有害な性質に根ざしたパーソナリティ(人格)障害」(P2)を指す言葉だ。精神病理学においても最も研究の進んだ分野であり、いまも現在進行形の形で多くの事実が解明されている。本書によると、サイコパスと診断される人は、人口の約1%という。さまざまなサイコパスと思われる人物の行動歴が紹介されているが、特徴的な記述を断片的に抜き出してみよう。

 ●犯罪者として逮捕されたサイコパスが被害者に責任を転嫁することも珍しくない。(P80)
 ●類縁団体(同じ価値観や信念を持つ宗教的、政治的、社会的な集団)のメンバーは、メンバー同士が信頼によって固く結びついているため、サイコパスにとってはきわめて魅力的なターゲットになる。(P119)
  ●彼女はあるグループに何かを話した後で、別のグループにはそれと正反対の話をするんです。Aに対して「Bがあなたのことをこんなふうに言ってたわよ」と告げ口した後で、今度はBのところに行って、Aがあなたの悪口を言っていたと耳打ちする、といった具合です。(P173)

2007/07/27(Fri) スーツを着た蛇 2
 ●サイコパスの多くは周囲に寄生する。友人や家族の厚意や支援を利用し、ときには食い物にして、寛容さや人のよさにつけ込むのだ。そして、あちこちを転々とし、支援者のもとを渡り歩く。(P38)
 ●多くのサイコパスは優れた話術を持っている。(P59)
 ●サイコパスは周囲に与える自分の印象を自在に変えられる。(P59)
 ●人にたかるのに罪悪感を覚えることもなく、四六時中だれかに経済的な支援を求める。(P68)
 ●パートナーとなりうる異性を引きつけるために、執拗に、平然と、手練手管をろうして相手を操るが、その後はパートナーもパートナーとの間にできた子どもも見捨て、新たなパートナーに乗り換える。(P70)
 ●サイコパスは自分に都合の悪いことはすべて他人や状況や運命のせいにする。(P75)

2007/07/30(Mon) スーツを着た蛇 3
 ●サイコパスは概しておきて破りだ。彼らにとって規則はほとんど意味をもたない。(P126)
 ●サイコパスは自己中心的で人を操ることに長け、無責任である。企業のために誠実に仕事に励むこともない。(P157)
 ●自分の思いどおりに事が運ばないと、執念深く根に持ち、チャンスがあれば仕返ししようと待ち構えている。(P237)
 ●サイコパスの最終目的は、あらゆる人に寄生して利用することにある。(P289)

2007/07/31(Tue) スーツを着た蛇 4
 ●サイコパスは、とくにコミュニケーションが不足している環境において、人々が対立するように仕向けるのがうまい。(P391)
 ●サイコパスのつくり話には、必ずある程度の事実が織り込まれている。(P317)
 ●(サイコパスは)じつに巧妙に、気の利いた冗談を言って心を許しているふりをしながら、相手の内面の情報を徐々に引き出していく。(P104)
 ●サイコパスには、人間の心理を理解し、他人の弱点や脆さを探り、利用することに長けている者が多い。(P169)
 ●サイコパスと仕事をすれば、彼らの破壊的な行動によって散々な目に遭うことになる。(P244)
 ●サイコパスは隠蔽や言い逃れによって、自分のミスを人目につかないようにしてしまう。(P309)
 ●サイコパシーは精神疾患ではなく、パーソナリティ障害であり、サイコパスが外からはまったく正常に見えることは広く知られている。(P272)

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テキスト処理の道具達(4):秀丸の「grepして置換」を使ってみる

前回のGrep結果ではファイル名と位置までは分かりますが、その他の情報が何も分かりません。もう少し何とかならないかと思って工夫してみました。

前回も記載した通り、Livedoorのブログでは、コメント投稿者の載っている行はHTML中で以下のように記述されているようです(分かりやすさのためにタブ記号を<tab>で置き換えました)。
<tab><tab><div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
at 2008年08月24日 09:20</div>

コメント投稿者の次の行にある日付と時刻の情報も目次に表示させてみる事にします。
★ご注意★今回の処理では、元のHTMLファイルを書き換えてしまいます。元のファイルを壊したくない場合には、フォルダごと別の所にコピーして、コピーしたファイル群に対して処理を行ってください。

それでは、秀丸エディタの[検索]-[grepして置換]機能を使って、上で示した2行を1行にまとめてしまいます。
<tab><tab><div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
at 2008年08月24日 09:20</div>

<tab><tab><div class="comments-post">Posted by 月影兵庫// at 2008年08月24日 09:20</div>
に置換します。つまり、改行を消してしまう訳です。//は処理した事が分かり易いように適当に入れた文字です。

[検索]-[grepして置換]で以下のように指定します。
★ご注意★元のHTMLファイルを書き換える処理ですのでご注意を。

検索する文字列(S): ^(.*<div class="comments-post">Posted by.*)\n(.*at .*)$
置換する文字列(G): \1//\2
検索するファイル(N): *.html
検索するフォルダ(D): d:\work\archives
正規表現(R)にチェック

ここで、\1は検索条件式の最初の括弧で囲まれた部分を、\2は二番目の括弧で囲まれた部分への置換を表します。
(注) 検索する文字列は「^(\t\t<div class="comments-post">Posted by.*)\n(.*at .*)$」と\tを使っても良いはずです。検索条件を微妙に変えてますが特に意図はありません。試行錯誤していたので、少し違うパターンでやってしまいました。

これを実行すると収集したファイル数によりますが、2000ファイル以上、9万箇所以上の置換が行われます。PCによっては10分以上かかるかもしれません。
私の場合は、処理の途中に以下の箇所で変換できない文字コードがある旨のエラーが出ました。これらについては「無視する」で処理を継続し、後で各ファイルの文字化け部分を手作業で削除し、再度同じ条件で[grepして置換]を実行しました。
(変換済の行は検索条件に引っかからないので、エラーで無視したファイルの該当箇所だけが置換されます)

d:\work\archives\51158737.html(400): 
d:\work\archives\51176495.html(845):
d:\work\archives\51176495.html(864):
d:\work\archives\51176495.html(875):
d:\work\archives\51284958.html(305):
d:\work\archives\51501888.html(196):
d:\work\archives\51709738.html(513):
d:\work\archives\51786956.html(1538):
d:\work\archives\51786956.html(1539):
d:\work\archives\51839541.html(598):
d:\work\archives\51852731.html(1009):
d:\work\archives\52013100.html(520):
d:\work\archives\52024181.html(428):
d:\work\archives\52055292.html(1043):
d:\work\archives\52067688.html(618):

これで、以下のような投稿日付・時刻入りの目次ができました。

51866628.html(627):         <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫// at 2008年03月29日 17:09</div>
51893563.html(256):         <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫// at 2008年04月24日 19:27</div>
51894623.html(1751):         <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫// at 2008年04月26日 20:19</div>
・・・

このままでは見にくいので、以下の置換を行いました。

(1) 「\t\t.*Posted by 」を削除(空に置換)
(2) 「</div>$」を削除(空に置換)
(3) 「// 」を「\t」に置換
(4) 「^」を「d:\\work\\archives\\」に置換

これで以下のように整形できました。ちなみに、このHTMLは10月23日に採取したので、10月22日までのコメントが一覧されています。

d:\work\archives\51866628.html(627): 月影兵庫    at 2008年03月29日 17:09
d:\work\archives\51893563.html(256): 月影兵庫    at 2008年04月24日 19:27
d:\work\archives\51894623.html(1751): 月影兵庫    at 2008年04月26日 20:19
d:\work\archives\52013391.html(649): 月影兵庫    at 2008年08月23日 22:13
d:\work\archives\52013391.html(1564): 月影兵庫    at 2008年08月24日 08:53
d:\work\archives\52013391.html(1601): 月影兵庫    at 2008年08月24日 09:20
d:\work\archives\52013391.html(1774): 月影兵庫    at 2008年08月24日 21:58
d:\work\archives\52013391.html(1809): 月影兵庫    at 2008年08月24日 23:09
d:\work\archives\52016372.html(481): 月影兵庫    at 2008年08月26日 22:27
d:\work\archives\52016372.html(503): 月影兵庫    at 2008年08月26日 22:46
d:\work\archives\52016372.html(987): 月影兵庫    at 2008年08月27日 07:55
d:\work\archives\52016372.html(1045): 月影兵庫    at 2008年08月28日 00:08
d:\work\archives\52017259.html(1758): 月影兵庫    at 2008年08月28日 21:39
d:\work\archives\52017259.html(2054): 月影兵庫    at 2008年08月29日 22:04
d:\work\archives\52017259.html(2073): 月影兵庫    at 2008年08月29日 22:29
d:\work\archives\52017259.html(2160): 月影兵庫    at 2008年08月30日 21:30
d:\work\archives\52019228.html(558): 月影兵庫    at 2008年08月29日 23:34
d:\work\archives\52019228.html(589): 月影兵庫    at 2008年08月29日 23:56
d:\work\archives\52019228.html(616): 月影兵庫    at 2008年08月30日 00:13
d:\work\archives\52019228.html(627): 月影兵庫    at 2008年08月30日 00:19
d:\work\archives\52019228.html(1317): 月影兵庫    at 2008年08月30日 22:44
d:\work\archives\52020290.html(779): 月影兵庫    at 2008年08月30日 23:03
d:\work\archives\52021889.html(842): 月影兵庫    at 2008年09月01日 21:32
d:\work\archives\52022898.html(303): 月影兵庫    at 2008年09月02日 07:30
d:\work\archives\52023299.html(991): 月影兵庫    at 2008年09月02日 23:16
d:\work\archives\52023879.html(2993): 月影兵庫    at 2008年09月03日 22:05
d:\work\archives\52025809.html(570): 月影兵庫    at 2008年09月05日 23:09
d:\work\archives\52026128.html(2760): 月影兵庫    at 2008年09月05日 22:29
d:\work\archives\52029941.html(494): 月影兵庫    at 2008年09月10日 07:50
d:\work\archives\52030834.html(2422): 月影兵庫    at 2008年09月10日 23:04
d:\work\archives\52031818.html(1106): 月影兵庫    at 2008年09月11日 22:49
d:\work\archives\52032786.html(6370): 月影兵庫    at 2008年09月13日 22:36
d:\work\archives\52036225.html(564): 月影兵庫    at 2008年09月16日 20:47
d:\work\archives\52038367.html(1392): 月影兵庫    at 2008年09月19日 00:23
d:\work\archives\52038367.html(3994): 月影兵庫    at 2008年09月19日 23:44
d:\work\archives\52038367.html(4164): 月影兵庫    at 2008年09月20日 00:09
d:\work\archives\52038946.html(732): 月影兵庫    at 2008年09月19日 23:10
d:\work\archives\52039251.html(514): 月影兵庫    at 2008年09月19日 22:33
d:\work\archives\52040146.html(1486): 月影兵庫    at 2008年09月20日 23:19
d:\work\archives\52042472.html(1258): 月影兵庫    at 2008年09月23日 23:28
d:\work\archives\52043433.html(1890): 月影兵庫    at 2008年09月25日 00:19
d:\work\archives\52043433.html(2819): 月影兵庫    at 2008年09月25日 23:52
d:\work\archives\52045443.html(2224): 月影兵庫    at 2008年09月27日 08:02
d:\work\archives\52045443.html(2273): 月影兵庫    at 2008年09月27日 08:09
d:\work\archives\52045443.html(3686): 月影兵庫    at 2008年09月27日 15:53
d:\work\archives\52045443.html(4002): 月影兵庫    at 2008年09月27日 20:49
d:\work\archives\52053005.html(3799): 月影兵庫    at 2008年10月06日 00:13
d:\work\archives\52054282.html(902): 月影兵庫    at 2008年10月05日 23:00
d:\work\archives\52055292.html(1056): 月影兵庫    at 2008年10月06日 23:55
d:\work\archives\52059638.html(1230): 月影兵庫    at 2008年10月12日 00:33
d:\work\archives\52062503.html(880): 月影兵庫    at 2008年10月15日 06:38
d:\work\archives\52062503.html(1437): 月影兵庫    at 2008年10月15日 23:22
d:\work\archives\52068682.html(886): 月影兵庫    at 2008年10月22日 07:54

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テキスト処理の道具達(3):Grep結果から元文書にジャンプ

前回の記事で、秀丸エディタのGrep機能を使って、コメント投稿者名でコメントを抜き出してみました。もう少し条件式を工夫すると、より正確に抜き出せるようになります。

Livedoorのブログでは、コメント投稿者の載っている行はHTML中で以下のように記述されているようです(分かりやすさのためにタブ記号を<tab>で置き換えました)。
<tab><tab><div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
at 2008年08月24日 09:20</div>

この上の行にマッチする正規表現は以下のように書けます。
^\t\t<div class="comments-post">Posted by 月影兵庫$

ここで、^は行頭を、\tはタブ記号を、$は行末を表します。

したがって、『日本よ何処へ』のブログから取得したHTMLファイル群が
d:\work\archives
にあるとすると、メニューから[検索]-[grepの実行]を選んで以下のように指定すれば「月影兵庫」がコメント投稿者である行を抜き出せます。

検索する文字列(S): ^\t\t<div class="comments-post">Posted by 月影兵庫$
検索するファイル(N): *.html
検索するフォルダ(D): d:\work\archives
正規表現(R)にチェック

結果は以下のように表示されます。
51866628.html(650):         <div class="comments-post">Posted by <a class="aposted" href="mailto:stargaze730z@hotmail.com">月影兵庫</a>
51866628.html(665):         <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
51893563.html(257):         <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
・・・

この結果画面で、例えば、一行目に秀丸エディタのカーソル(|で示される文字挿入点)を置いてF10キーを押すと、51866628.htmlというファイルが秀丸エディタの別画面で開き、650行目が表示されます。
これは、標準でF10キーに割り当てられている[その他]-[タグジャンプ]の機能です。行頭にある「51866628.html(650): 」がジャンプ先と解釈されています。

つまり、Grep検索するだけで、オリジナルへのジャンプ機能付きの目次が出来上がるという訳です。

この結果を例えば「mokuji.txt」というファイルに保存してみましょう。
そうすると、先ほどのタグジャンプ機能が使えなくなります。HTMLファイルの所在が分からなくなってしまうようです。そこで、ファイルに保存した後でも目次として使えるように、行を加工してみます。
51866628.html(650):

d:\work\archives\51866628.html(650):
に置き換えるのです。

これは、mokuji.txtを開いた状態で、[検索]-[置換]の機能を使います。

検索(S): ^
置換(E): d:\\work\\archives\\
正規表現(R)にチェック

ここで、\\は、正規表現の中で\という文字を表します。
この結果、mokuji.txtは以下のように置換されました。これでタグジャンプ機能も使えるようになります。

d:\work\archives\51866628.html(650):         <div class="comments-post">Posted by <a class="aposted" href="mailto:stargaze730z@hotmail.com">月影兵庫</a>
d:\work\archives\51866628.html(665):         <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
d:\work\archives\51893563.html(257):         <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
・・・

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テキスト処理の道具達(2):秀丸でGrep

前回記したような方法でWebサイトからHTMLファイルをPC上に持ってくれば、エディタ等で簡単に検索できます。例えば、秀丸エディタにはGrep検索という機能があり、これを使うと条件に合致する文字列を含む行を複数のファイルから抜き出せます。

『日本よ何処へ』のブログから取得したHTMLファイル群が
c:\temp\archives
にあるとすると、メニューから[検索]-[grepの実行]を選んで以下のように指定すれば話題の「月影兵庫」というキーワードを含む行を抜き出せます。
検索する文字列(S): 月影兵庫
検索するファイル(N): *.html
検索するフォルダ(D): c:\temp\archives

結果が多すぎると思ったら以下のような行が大量に含まれていました(見やすくするため改行は補いました)。

2005-06.html(1161): <div class="sidebody">
<a href="http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52078565.html#comments">
田母神俊雄空幕長論文②</a> (月影兵庫)</div>

これは各ページのサイドに表示される情報だと思われるので、今度は、[検索]-[置換]で以下のように指定して、<div class="sidebody">を含む行を削除します。
検索(S): ^.*<div class="sidebody">.*\n
置換(E):     (空欄にしておく)
正規表現(R)にチェック

ここで、「検索」に指定した^は行頭を、\nは改行文字を示します。また、.*は任意の文字列にマッチします。

これでだいぶすっきりしました。
この結果から更に以下から始まる行(合計6行)を手で削除しました。
2008-08.html
cat_

結果は以下のようになります。
<div class="comments-post">が入っている行がコメントの投稿者を表す行だと思われます。それ以外は、おそらくコメント内での引用でしょう。Grepだけでも結構面白いですよね。

51866628.html(650):   <div class="comments-post">Posted by <a class="aposted" href="mailto:stargaze730z@hotmail.com">月影兵庫</a>
51866628.html(665):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
51893563.html(257):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
51894623.html(1902):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52013391.html(688):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52013391.html(729): 月影兵庫さま<br>
52013391.html(1646):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52013391.html(1686):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52013391.html(1759): &gt;Posted by 月影兵庫 at 2008年08月24日 09:20<br>
52013391.html(1872):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52013391.html(1911):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52016372.html(506):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52016372.html(530):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52016372.html(551): >月影兵庫さん<br>
52016372.html(745): 月影兵庫さんの認識に同感です。<br>
52016372.html(1047): &gt; 月影兵庫さんの認識に同感です。<br>
52016372.html(1055):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52016372.html(1085): 六さん、月影兵庫さん、同じ認識です。<br>
52016372.html(1120):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52017259.html(1856):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52017259.html(1992): Posted by 月影兵庫 at 2008年08月28日 21:39<br>
52017259.html(2169):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52017259.html(2174): &gt;&gt; Posted by 月影兵庫 at 2008年08月29日 22:04<br>
52017259.html(2189):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52017259.html(2280):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52019228.html(579):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52019228.html(612):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52019228.html(641):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52019228.html(654):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52019228.html(1378):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52020290.html(114): <P><FONT face="MS ゴシック"><STRONG>今回の「訴え」は、事件捜査自体・裁判自体を根本的に左右するす可能性を有するもので、「議席譲渡問題」とは本質的に別問題。<BR><BR></STRONG><EM>Posted by 月影兵庫 at 2008年08月28日 21:39<BR></EM><BR><STRONG><BR>&gt;&gt; Posted by xenon at 2008年08月29日 03:00<BR>&gt; 本筋とは言いますが<BR>「自殺する理由がない」として話を進めている以上、「理由」の可能性として考えられるもの1つ1つを検証していかねば「自殺する理由がない」と言い切ることはできないのではないでしょうか?</STRONG></FONT></P>
52020290.html(119): <P><FONT face="MS ゴシック"><STRONG>それでも、瑣末な議論としても・・・これまで、「捜査なり、公判なりで問題となったことも無い話」だろ。<BR><BR> これまで散々主張してきた「万引き説がダメになった」から「(おかしな)W不倫」だとか、「座席譲渡問題」だとか・・・創価学会擁護がわが騒ぎ立てているだけのことに過ぎない。<BR><BR> あなたも仰っているように、「本人自身の問題でも無い」のにだ。・・・せめて「それを苦にしていたという証拠でもあれば」まだ、話にもなろうが、そんな話は聞いたことも無い。<BR><BR></STRONG><EM>Posted by 月影兵庫 at 2008年08月29日 22:04</EM><BR><BR><STRONG><BR><BR>&gt;&gt; Posted by 月影兵庫 at 2008年08月29日 22:04<BR><BR></STRONG></FONT><FONT face="MS ゴシック"><STRONG>xenonさんへ、捕捉です。(前回の訂正、座席譲渡→議席譲渡)</STRONG></FONT></P>
52020290.html(123): <P><FONT size=4><FONT size=3><FONT face="MS ゴシック"><EM>Posted by 月影兵庫 at 2008年08月29日 22:29</EM></FONT></FONT></FONT></P>
52020290.html(820):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52020290.html(863): Posted by 月影兵庫 at 2008年08月30日 23:03<br>
52020290.html(892): Posted by 月影兵庫 at 2008年08月30日 23:03<br>
52020290.html(1181): 「この「月影兵庫」というやつ、ひょっとして矢野じゃねえかという気がだんだんしてきました。」と。<br>
52021889.html(886):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52022898.html(314):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52023299.html(1046):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52023879.html(3191):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52025809.html(599):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52026128.html(2946):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52027254.html(11543): ところで男塾塾生とか月影兵庫とかは何処へいったんだ?<br>
52027254.html(11577): >ところで男塾塾生とか月影兵庫とかは何処へいったんだ?<br>
52029941.html(521):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52030834.html(2604):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52031818.html(1162):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52032786.html(6861):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52032786.html(6885): &gt;Posted by 月影兵庫 at 2008年09月13日 22:36<br>
52032786.html(6894): &gt;Posted by 月影兵庫 at 2008年09月13日 22:36<br>
52036225.html(596):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52038367.html(1495):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52038367.html(4307): &gt;&gt; Posted by 月影兵庫 at 2008年09月19日 00:23<br>
52038367.html(4320):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52038367.html(4507):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52038367.html(4570): 月影兵庫さんの文才には脱帽です。<br>
52038946.html(780):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52039251.html(540):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52040146.html(1605):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52040146.html(1814): &gt;月影兵庫<br>
52042472.html(1362):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52043433.html(2035):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52043433.html(2060): 「月影兵庫」さんのコメント(09月25日 00:19)を拝読いたしまして、一言。この問題は国民世論の高まりがなければ「再捜査」も無意味な結果になる内容を含んでいます。例えば前にも投稿させていただきましたのは「新人力士暴行致死事件」の例などは、再三にわたって「稽古中の事故」であるといわれ、警察もそのように処理しました。遺族には、「こちらで火葬と葬儀を済まさせていただきたい」と部屋側から申し入れがあったものの遺族側が拒否。実家に帰されたその無残な遺体を見た遺族は大学に解剖を依頼し、結果、暴行致死が指摘され報道もこの一連の内容を追求し始め、警察も「しぶしぶ」暴行致死であることを認め、これを「事件化」し親方と先輩力士を暴行致死容疑で逮捕、家宅捜査に入るという出来事がありました。この事件でもキーワードとなったのは「国民世論の高まり」です。相撲批判報道がニュースの一翼を担うようになり、国民世論がそれに呼応したことが警察を動かしたという典型的な例なのです(実は世論の高まりで公的機関がしぶしぶ動くというのはよくあることですよね?)。<br>
52043433.html(3021): &gt; 「月影兵庫」さんのコメント(09月25日 00:19)を拝読いたしまして、一言。この問題は国民世論の高まりがなければ「再捜査」も無意味な結果になる内容を含んでいます。例えば前にも投稿させていただきましたのは「新人力士暴行致死事件」の例などは・・・<br>
52043433.html(3033):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52045443.html(2383):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52045443.html(2436):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52045443.html(3952):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52045443.html(4294):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52045443.html(4453): 「一日本人」さん、「月影兵庫」さん、ご賛同をたまわり誠にありがとうございます。<br>
52045443.html(4457): 「月影兵庫」さん、誠にありがとうございます。「但し費用がかさみそう」というご指摘、確かに検討課題にはなりましょうが問いかけられている合理的な疑問やその他の疑惑がもし事実であるのならば事はきわめて重大です。この趣旨を真摯に訴えられたならば、両氏にご協力いただけるのも決して実現不可能なことではないように思います。「マスコミに出られる方ならば、立場が苦しいだろうし、大妨害も必至だろう」というご指摘、北芝健氏はテレビの中でもかなり踏み込んだコメントをされることは有名で、例えば「世田谷一家4人殺人事件」の犯人を「とある某有名宗教団体(創価ではないようです)による犯行」と発言されるなど、その手の「タブー」はあまり関係なさそうです。上野正彦氏も特段メディアに特化したお仕事をされている方ではないようですので、やはりその手の「タブー」とは無縁の方ではないかと・・・まずは何事もご相談からでしょう。<br>
52053005.html(4090):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52053005.html(4095): &gt;Posted by 月影兵庫 at 2008年10月06日 00:13<br>
52054282.html(948):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52055292.html(1130):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52059638.html(1325):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52059638.html(1369): 月影兵庫氏は実際にご自分のサイトやリアルなどで、宇留嶋氏を「○○○○御用ライター」と呼んだことがあるってことだな<br>
52062503.html(942):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52062503.html(1178): &gt;Posted by 月影兵庫 at 2008年10月15日 06:38<br>
52062503.html(1566):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52062503.html(1618): &gt;Posted by 月影兵庫 at 2008年10月15日 23:22<br>
52068682.html(929):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52074215.html(758):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52074215.html(801): &gt;月影兵庫<br>
52076022.html(754):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52076775.html(2278):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52077807.html(533):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52078565.html(376):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52078565.html(626):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫
52078565.html(645): 〉月影兵庫さん<br>
52078565.html(1458):   <div class="comments-post">Posted by 月影兵庫

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文字レア度と文書レア度(2)

レア度を計算した記事に、松沢さんから貰ったコメントについて書いてみます。
引用は>で示します。

>現状でわかるのは、特別な意図、特別な事情のある文章は別にして、個人の文章は安
>定感があって、どうしても個性が出るらしいってことですね。

ここでは文字の選び方、使い方に着目している訳ですが、それでも個性は出ていると思います。ただ、当たり前かもしれませんが、同じ人でもテーマによって現れる「字彙」(※)は違ってきます。洋蘭の話題を書くとカタカナの出現比率が高くなるのが一例です。
(※)字彙は勝手な造語で字の集合の意です。自慰じゃないよ。じゃがいもとも違います。当たり前か。

>例えば「日本よ何処へ」のコメント全体を母数にした場合、他の人があまり使わない
>語彙を使う人は、それを構成する文字のレア度が高くなるので、同一人物である可能
>性を見いだすことができると思うんだけど、

はい。レア度が高くなると思います。尤も、レア度が高い文書同士が近いという保証はありません。この方法では、ある母体に対する一次元の距離しか測れないので、どっちの向きに遠いかは分からないのです。

>「日本よ何処へ」におけるレア度の低い
>文章を書く人は、特徴のある文字が少ないのだから、同一人物であることを見抜かれ
>る可能性も低くなってしまうのかな。

平凡な文字を使っていて字彙に特徴がないとしても、文字の使用頻度まで考慮すれば特徴は出てくる可能性があると期待してます。ただ、現状は、最終的に文書レア度という一つの数値に丸めてしまっているために、頻度分布の特徴が無視されてしまいます。

この課題の解決策として、文書と文書の間の「距離」を定義して、その距離が近いもの同士をまとめていく方法がありそうです。これは、クラスタ分析と呼ばれる統計手法の適用です。
例えば、文書Aの頻度分布と文書Bの頻度分布を引き算した差を使ってみる案があります。字彙が同じで各文字の出現率も同じ場合に差はゼロとなりますが、字彙が同じでも各文字の出現率に差がある場合には差が現れます。
ただ、こういう事をすると、同じ書き手の文書であっても内容によって距離が遠くなってしまうかもしれません。この辺、全く直感が働かないので、実験を積み重ねる必要がありそうです。いや~遠大な道に踏み込んでしまったかも。

また、以下のような別の観点でのアプローチも考えられます。

  • レア度の評価尺度を文書数ではなく文字数に変える。文書数の評価では、100文書あると100倍くらいの差しかつかないが、文字数の評価では1万倍くらいの差がつきうる(1文書に100文字あれば1万字。この中に1つの文字であれば1万対1になる)。
  • 単一の文字ではなく、2つの文字の繋がりの頻度を評価する。例えば、「2つの文字」を「2つ」「つの」「の文」「文字」という4つの切片に分けて頻度分析する。

グーの根、じゃなかった、グーグルで検索して発見したのですが、同志社大学の金明哲教授のページには統計的なテキスト解析について様々な研究成果が紹介されています。

この中には、泉鏡花と岡本綺堂の作品に表れる「と、」の頻度を評価した話も載っていました。毎日のように新しい発見があり、寝不足な日々が続きます。今日はこの辺でおやすみなさい。

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テキスト処理の道具達(1):Webページの収集ツール

私が試みているテキスト解析に使っているプログラムや利用ツールの方も徐々に紹介して行こうと思います。
尤も、ちゃんとしたプログラムや真っ当なスクリプトは書いていませんので、正しさの保証はこれっぽっちもありません。間違った所があればご教示ください。

まずは、対象となるHTMLファイルを集めるツールです。処理する際にいちいちネットワークにアクセスすると、非効率だし対象となるファイルが確定しないので、最初に一群のファイルをPC上に収集してから集計などの処理をしています。

この収集のためにgetHTMLというフリーウェアを使わせて貰ってます。GUIが付いた版もあるようですが、私はコマンドプロンプトから動かす方を使ってます。

例えば、『日本よ何処へ』のHTMLを全部取得するには、コマンドプロンプトから以下のコマンドを入れればOKです。
gethtml.exe "http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/"

以下のようなフォルダ構造が自動的に作られ、LivedoorサイトにあるHTMLファイルが粛々と収集されてきます。
\blog.livedoor.jp\the_radical_right\archives

但し、このコマンドの実行には時間が必要です。『日本よ何処へ』の場合はファイル数が多いので小一時間くらいかかるかもしれません。むやみに高速化するとLivedoorサーバに迷惑がかかるので、ある程度の遅延を入れて収集しているのだと思います。

東村山市民新聞もスタティックなWebページから構成されているので以下のコマンドで収集できます。

getHTML.exe "http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/"

柳原滋雄氏のコラム日記の場合は、少し事情が異なります。

ここのサイトは、CGI-PLANTというサイトで配布されている「切って出し日記」というシステムを使っているらしく、CGIを呼び出さないと文書を見られません。こういうサイトでは、単にスタティックなリンクを辿るだけでは収集がうまく行きません。しかし、getHTMLは色々と賢い機能をサポートしているらしく、このサイトに対しては、getHTMLの"-b"オプションが有効でした。

getHTML.exe -b "http://www.yanagiharashigeo.com/kd_diary/"

但し、収集したHTMLを処理する方法はまだ考えてません。
この辺の話は、「柳原滋雄コラム日記-目次未満 PDF版 東村山編」を作られたTomatotic-jellyさんに先に伝えられれば良かったかもしれません。

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東村山市民新聞の文字レア度によるコメントの文書レア度評価

前回の記事に企画部長から意見をいただいていながら、何も返事をしなくてすみません。

まずは、今日の題材を片付けてからと思いつつ、始めてみるとPerlのプログラム書きと計算に思わぬ時間がかかってしまいました。

ご意見に対しては、別稿で議論させていただくとして、今回は東村山市民新聞の文字頻度分布(文字レア度)を使って、『日本よ何処へ』ブログのコメントのレア度を計算した結果を報告します。

今回の場合、レア度と言うより、逆に考えて「適合度」と言った方が分かりやすいかもしれません。レア度が低いほど、文字のある種の使い方/選び方が東村山市民新聞と近い(東村山市民新聞に適合度が高い)と考えました。

評価対象は、『日本よ何処へ』の2008年の記事に対して付けられたコメントです。コメント主が同じコメントを一括りにして一つの文書とみなし、東村山市民新聞の文字レア度を使って、文書レア度を計算しました。

2008年に限ってもテキスト量が多くなるのと、文字数が少ないものは評価が難しいと考えたため、コメント主当りの文字数が1万以上のものだけを対象としました(コメント主数は105)。参考までに、コメント主当りの文字数一覧を載せました。

結果は文書レア度の低い順に並べた一覧ですが、予想に反するものとなりました。

ちゃんと検算してないので計算間違い残る可能性はご容赦ください。
レア度30%以下と高い適合度を示したのは「G」「瀬戸シンパは○○(表現自粛)」「大韓王」の3氏です。意外な結果でした。
批判的な論調に立つとレア度が低くなるのかとも思ったのですが、「せと弘幸」氏も8番目にあるので、必ずしもそういう訳ではないようです。

間違いの有無の検証がてら、評価の元となった文字レア度の定義を変えたりして再計算してみるつもりですが、今日はこれで終わります。ここまで来るのに丸2日くらいかかりました。データ量が増えてくるとExcelでは遅くて全然使い物にならないので、計算にも色々工夫が必要になってきます。

ちなみに、今回評価に使った文字レア度一覧はここに示します。東村山市民新聞の文書レア度の結果を見て、レア度の高い10文書をレア度計算の対象から外してあります。

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