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瀬戸弘幸氏のカンパに対する考え方とカンパ募集に至る経緯

日本憂國同志会の収支報告は何処へ?」のコメント欄でshinok30さんと話しているうちに、瀬戸弘幸氏の募っているカンパの収支がどうなっているのか疑問に思ったので、せと弘幸Blog『日本よ何処へ』のカンパに関する記事を探してみました。

コメント欄では整理しにくいので再掲分も含めて書きます。今回はカンパに対する瀬戸氏の考え方と、カンパ募集の最初の経緯を示すと思われる記事を見ています。

まず、瀬戸氏のカンパに対する考え方は以下の記事に現れています。
2007年01月03日 毎日新聞がネットに宣戦布告 ① から引用します。

 これが事件の始まりである。募金を募るということは、どういうことなのでしょう。世間一般の常識論で言えば次のようになるのではないでしょうか。

 自分の職業、資産などの可能な限りの情報を公開し、その上で皆さんに資金のカンパを募るというのが本来の姿ではないのでしょうか。

 それをこの夫婦は自分達の職業、資産など一切を隠して、自分の子供の治療費を募ったのです。職業、収入、資産を明らかにせずにそれを行ない、ネットでそれを指摘されてから慌てて公開したのです。

 更に一番肝心な自己資金の負担額も明らかにしてこなかった。このような場合、多くの人に募金をお願いする以上、自分達がどこまで努力して負担をするのか。そして足りない分をお願いするという手順が全くなされていなかった。

資金のカンパを募る以上、まず自分の資産について可能な限りの情報を公開し、自己資金の負担額を明らかにすべきだという点は正論だと思います。
現在は既に瀬戸氏自身がカンパを募られているので、この考え方を実践されるのだと期待できます。私はまだ発見してませんが、御自分の資産について可能な限りの情報を公開し、自己資金の負担額を明らかにされている筈です。

また、2007年の参議院選挙に際しては以下のように述べられています。
2007年05月29日 「政治とカネ」の問題 から引用します。

 維新政党・新風は今回出馬する政党の中で、唯一大手企業・団体からの献金を受けない政党である。選挙・活動費は党員が積立をして準備してきたお金です。

 他の政党は大企業や各種団体、労組、宗教団体からの多額な政治献金を受けています。そのような資金だけではなく、人も票も得ているわけですから、そのような企業・団体のひも付きになってしまうわけです。

 私は個人の戦いではないので、オフィシャル・サイトでも分かるとおり、天木直人前高級外務官僚などとは違って個人へのカンパの要請は一切しておりません。私へのカンパをしたい方は、新風本部へ行なって頂きたいと思います。

 私はこれまで出版パーティなども一度も開いたことがありませんでした。今回は特別なのだから(選挙出馬を指している)と、恩師の先生が呼びかけてくれるようですが、ありがたいことです。

 ただ、私はそのような経験が一度もないので不安でしょうがありません。私は他人のパーティには、もう数え切れないほど行きましたが、自らは開いたことがありません。

 そのようなことが苦手な性格で、本来は目立ちたくないほうなのです。今回は応援団の側から、一転して応援を受ける側になって、実際は戸惑っております。個人では一切受けないと言っても、これまで街宣や交歓会で手渡しで出される方もおりました。

 このような場合は断るのは失礼なので、受け取っておりますが、基本的には今回の選挙もまったくお金はかけないで臨むつもりです。候補者は選挙期間中の交通費は一切国が負担してくれます。

 それが最大の魅力と思って決断したほどです。飛行機、新幹線を乗り継いで、日本列島を縦断したい。100万都市では最低3回は街宣をしたいと思います。

 それが私の役目と心得ております。宿泊もできるだけ党員、党友の自宅を利用させてもらいます。比例区のどの候補者よりも一番少ない選挙資金で、党に最大の貢献をして集票したい。

 それが私の目標です。新風が集めた票にかかった、選挙資金が政党の中で最も低いことを選挙後に数字として出します。一番清潔な選挙を行なうつもりです。

ポイントは以下でしょうか。特に最後の「数字を出す」発言があったという事は、選挙資金の報告が公開された筈です。私はまだ発見できていませんが。

  • (この時点まで)個人へのカンパ要請は一切していない。新風本部へどうぞ。
  • でも街宣や交歓会で手渡しで出された場合には受け取っている。
  • 出版パーティなども一度も開いた事がない。今度開く?が不安だ。
  • 新風の選挙資金が政党の中で最も低いことを選挙後に数字として出す。

この選挙では新風から、比例区に3名、選挙区に7名の立候補者を立て、全員が落選し、供託金を没収されています。この時の供託金総額は600万円×3+300万円×7=3900万円と相当な額になっています。これについては「維新政党・新風の政治資金収支報告の矛盾【追記あり】」でも述べました。

選挙のあと、政治資金について方針変更した事が以下の記事から伺えます。
2007年08月02日 決意とお願い から引用します。

資金カンパの要請

 私はこれまで一度もこのような呼びかけをしたことがありませんでした。今回の選挙においても事務所、個人の宣伝車、ハガキ・ポスターも作らず、まったくお金をかけない選挙を心がけて来ました。

 ホテルにも泊まらず支援者の家に泊まらせて頂き、大坂のネットカフェにも宿泊しました。おそらく今回の選挙で一番お金を使わなかった候補者であると思います。

 しかし、そのような奇麗事も所詮は負けて結果が出せなければ何の意味もなさないことを痛感しました。30日、31日には多くの支援者からの「諦めないで頑張れ!」という声援のコメントを目頭の熱くなるのをこらえながら全て読ませて頂きました。

 最低の資金がなければ戦えないのも道理であり、いつまでも意地を張っている時ではないと思いました。そこで皆さまに今後の政治活動に対する資金カンパの要請をここにご案内させて頂きます。

① 9月上旬を目指して、大規模な政治集会の開催を目指します。首都圏(東京・埼玉・神奈川・千葉)で56、607人が新風に投票されています。先ずは首都圏から支持者の連携を図りたいと思います。

② せと弘幸が読み解く『民主党の危険性』の緊急出版に向け、準備を進めたいと思います。興味を示してくれる出版社もあります。

③ SNS『国民の総意』を更に充実させて、映像を最低でも月に二回ほど流せるようにしたいと思います。

 これらの準備のために皆様からカンパを募りたいと思います。千円~2千円とします。それ以上のカンパは現在考えておりません。応じて頂いた方は必ずメールを下さい。

 その都度準備段階の状況説明を詳しくメールで行ないたいと思います。

この資金カンパ要請には、カンパで集まったお金の使途が3つ書かれています:(1)大規模な政治集会の開催、(2)「せと弘幸が読み解く『民主党の危険性』」の出版、(3)『国民の総意』の映像充実(最低でも月に二回)。いわばカンパ者へのお約束と言って良いと思います。これらがどのように実現されたのか知りたいですね。

ちなみに、私は『国民の総意』という世界戦略研究所のホームページが「SNS」だったという事を初めて知りました。それにしても、「世界戦略研究所」と「国民の総意」がどう結びつくのか私には分かりません。不思議な取り合わせです。

また、この記事は以下の点が非常に気になります。

  • 「支援者の家に宿泊」は公職選挙法の禁止する「戸別訪問」に該当しないのか?
  • 宿泊場所の提供は役務(サービス)の提供であり、収支報告の中に含まれるべきではないか?(役務を金額に換算して載せるべきなのでは?)
  • 瀬戸弘幸氏の得た584,000円の寄付は何処から?」に載せたshinok30さんの調査結果では、瀬戸氏は本選挙に際して以下のような支出を報告しています。記事では「今回の選挙においても事務所、個人の宣伝車、ハガキ・ポスターも作らず」と発言されていますが、少額とはいえ、選挙事務所費・印刷費・広告費が計上されています。これは発言と矛盾してないでしょうか? 以下、関連部分のみを抜粋して引用します。

>候補者氏名 瀬戸 弘幸
>参議院名簿届出政党等 維新政党・新風
>出納責任者氏名 有門 大輔
>平成19年6月20日から平成19年7月12日まで第1回分
>支出
>(費 目) (金 額)
>選挙事務所費 17,000 (     0)
>印刷 567,000 (     0)
>広告費 17,000 (     0)

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